MONOZUKURI  & INFORMATIONSYSTEMS FIELD MONOZUKURI  & INFORMATIONSYSTEMS FIELD モノづくり(生産技術・生産システム)・情報システム分野

BUSINESS ACTIVITIES BUSINESS ACTIVITIES 事業領域

  • 多様化する製品ニーズに応えるハード設計とモノづくり技術

    重要な社会インフラを支える制御盤や電子機器は、さまざまな製品分野と多様化する製品ニーズによって、多品種少量生産となっています。これらの製品に対して分野を横断し信頼されるハード設計を行い、変化の少ないモノづくりの実現をめざして日々改革を進めています。
    一方で、DX(デジタライゼーション)技術・コア技術の開発にも注力し、製品のQuality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)、の向上を追及しています。この中で培った知見・ノウハウを自社の革新のみならず、サービスとしてお客様に提供することにより、社会全体の課題解決をめざしています。

    多様化する製品ニーズに応えるハード設計とモノづくり技術
  • エコデザイン(カーボンフットプリント認証等)の促進と製品環境法規制への対応

    カーボンニュートラル達成に向けた取り組みが本格化してきた昨今、製品の環境への影響を最小限に抑えるため、エコデザインが重要な要素となっています。
    エコデザインは、製品の寿命全体を通じてリソースの効率的な使用を促進し、廃棄物を減少させることを目的としています。特に、原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される二酸化炭素(CO2)排出量に着目した「カーボンフットプリント」は、今後多くの国・地域で取り入れられると考えられているため、第三者認証の取得を促進し、世の中へ発信しています。
    また、製品に含まれる化学物質に関する環境法規制も強化されてきています。法規制を遵守するためには、サプライチェーンを通じて、製品を構成するすべての部品に含まれる化学物質を調査、把握し、禁止される有害物質の排除を推進しています。

    エコデザイン(カーボンフットプリント認証等)の促進と製品環境法規制への対応
  • 工場をサイバー攻撃から守る情報システムの構築

    近年サイバー攻撃はますます巧妙化し、リモートワークの増加に伴い、そのリスクは増大しています。
    さらに製造現場においては、現場設備やIoT機器が外部ネットワークへ接続するケースも増えており、これまでとは違ったアプローチでセキュリティを確保する必要があります。
    こうした背景から、製造現場の通信ログ監視をするシステムを構築し、危険な振舞いを感知した際には、製造現場のネットワーク通信を一斉遮断するなど、工場の高いセキュリティを実現しています。
    変化するIT環境に対応するため、より効率的かつ信頼性のあるシステムを導入・開発し高いレベルで工場のセキュリティを確保しています。

    工場をサイバー攻撃から守る情報システムの構築

SIGNATURE TECHNOLOGIES SIGNATURE TECHNOLOGIES 特長的な技術

  • 先進技術の融合による高度DX生産システムの構築

    生産ラインは制御盤を構成するプリント基板、筐体やユニットの板金加工および塗装、これらを実装する組立・配線のライン構成となっています。
    常時、RDIDタグやカメラ、振動センサーなどのセンシング技術によって生産データ(投入実績や品質記録、設備条件など)を収集しています。これらのデータを活用し、稼働状態のモニタリングを行うことで、例えば設備のアラーム履歴による故障予知などに役立てられています。
    さらに、大型生産設備などは、シミュレーション技術により消費エネルギーが最も少なくなる投入計画を立案することで、環境負荷低減にも貢献しています。

    先進技術の融合による高度DX生産システムの構築
  • デジタルエンジニアリングによる設計支援と設計データのダイレクト活用

    高品質の製品を高いコストパフォーマンスで設計・生産するためには、それらを支えるデジタルエンジニアリングが欠かせません。
    例えば、熱やノイズ、構造・強度などあらゆるシミュレーション技術を活用し、設計段階で品質をチェックするフロントローディングを行うことで、手戻りの発生を最小化することができます。さらに、このような先端技術を活用した設計によって得られた設計データはデジタルデータとして、生産ラインにダイレクトに活用される仕組みとなっています。 このように、設計段階から生産まで先端技術によるDX化に取り組み、進化を続けています。

    デジタルエンジニアリングによる設計支援と設計データのダイレクト活用
  • 生産性向上と両立するリモートワーク環境の実現

    働き方の多様化を目的として、チームコラボレーションツールやスマートデバイス、クラウド、ゼロトラストセキュリティ技術を活用した設計・開発・試験業務のリモートワーク対応に取り組んでいます。
    特に試験環境においては顧客納入品と同等の環境をクラウド上に構築し、場所を問わずに試験を実施し生産性を高めています。
    また、リモートで工場内の各種オペレーションを実現するシステム環境構築に取り組んでいます。

    生産性向上と両立するリモートワーク環境の実現