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ネットワーク

ニュースリリース

2003年9月16日

企業内線網をIP電話サービスに接続可能なSIP対応VoIPゲートウェイ
「NT-300」「NT-40」を発売
-SIP 対応VoIP ゲートウェイラインアップ強化で法人向けIP 電話サービスに柔軟に対応-

株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木榮司)は、キャリアやプロ-バイダが提供する法人向けIP 電話サービスに企業内線網を接続するVoIPゲートウェイ「NT--300」「NT-40」を製品化、9月17日から発売を開始します。

本製品はIP 電話サービスの標準プロトコルであるSIP*1に準拠しており、かつPBXの専用-線インタフェース(OD,TTC2M)に対応しているため、本製品を利用することにより企業内線-網のIP電話サービスへの接続が可能となります。

当社では、2003年1月にPBXのISDN局線インタフェースをIP 電話サービスに接続する-SIP対応VoIPゲートウェイ「NT-230i」「NT-40i」を発売し、お客様より好評を-頂いておりますが、今回の企業内線網対応「NT-300」「NT-40」発売により、企業通信網-をトータルにIP 電話サービスに接続できる製品ラインアップを整備します。業界でも有数のこれら-ラインアップにより、今後急成長が期待される法人向けIP電話サービスを強力にサポートしていきます。

「当社は2000年4月に大容量VoIPゲートウェイ「NT−1000」を発売以来、PBXの様々なインタフェースに接続可能なVoIPゲートウェイを製品化し、企業内通信のVoIP化に対応してきました。特に2003年1月に発売したSIPに対応し、かつISDNインタフェースを搭載したVoIPゲートウェイ「NT−230i」「NT−40i」は IP電話サービス用VoIPゲートウェイとして高い評価を頂いております。

今回発売する「NT−40」はODやFXSに対応したインタフェースを4ポート搭載したVoIPゲートウェイで、主に中・小規模オフィスでの企業内線網のVoIP化を促進します。一方、「NT− 300」はTTC 2Mインタフェースを1ポート搭載したVoIPゲートウェイで、主に中・大規模オフィスでの企業内線網のVoIP化を促進します。本製品は、ゆらぎ吸収バッファの搭載や3つの音声圧縮モード(ITU-T G.711、G.729A)のサポートなど、従来より弊社が蓄積してきたノウハウを踏襲しつつ、VoIP標準プロトコル「SIP」に対応することで、今後拡大が見込まれるキャリアやプロバイダのIP 電話サービスに適用可能*2です。

なお今回の発売に併せ、公衆網への迂回ポートを搭載したPRI対応のゲートウェイ「NT230iB」も発売します。「NT−230iB」はIP電話サービス接続用PRI インタフェースを1ポート搭載しているほか、公衆網迂回用にもPRIインタフェースを1ポート搭載しています。これによりIP 電話サービスで利用が制限されている緊急電話(110、119 等)への発信、LAN障害や停電時などの公衆電話網への迂回のほか、電話番号を識別しIPネットワークではなく、直接公衆電話網に接続することが可能です。

*1
SIP(Session Initiation Protocol)
*2
IP電話サービス提供会社のサーバと接続検証が必要です。

販売計画

年間10,000台

価格および出荷時期

機種 本体価格 出荷時期
VoIPゲートウェイ「NT−40」 45万円 2003年9月30日
VoIPゲートウェイ「NT−300」
音声ボード(14ch増設用)
105万円
50万円
2003年3月20日
VoIPゲートウェイ「NT−230iB 168万円 2003年11月28日
  • * 上記価格には、ルータ等の周辺機器費、SE費、工事・保守費、消費税は含みません。

製品についての問い合わせ先

株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー
企業ネットワーク事業部 システム本部 システム部 [担当:菊池]
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
電話 03-6404-0523(ダイヤルイン)

報道についての問い合わせ先

株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー
経営企画本部 [担当:市川]
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
電話 03-6404-0533(ダイヤルイン)