2008年1月4日
日立製作所(執行役社長:古川一夫、以下/日立)が2007年5月に販売を開始したディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」が、このたび、日刊工業新聞社の「2007年(第50回)十大新製品賞日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。
「Hitachi Universal Storage Platform V」は、前機種の「Hitachi Universal Storage Platform(2004年9月出荷)」が世界で初めてディスクアレイ自体で実現したストレージデバイスの仮想化機能をさらに強化させるとともに、エンタープライズクラスとして世界で初めて実現したボリューム容量の仮想化機能をあわせ持つディスクアレイサブシステムです。これにより、ユーザーが保有する複数のストレージ装置を一つの仮想ストレージとして管理・運用することが可能となるだけでなく、業務用途ごとに必要なボリューム容量を、実際のストレージ容量とは関係なく仮想的に設定するため、ユーザー自身が複雑な業務用途ごとのボリューム容量の設定を行なう必要がなくなり、管理・運用コストの削減を実現しました。さらに、「Hitachi Universal Storage Platform V」は、SPC-1ベンチマーク結果において、200,245.73 SPC IOPSという単一エンタープライズシステムの世界最高性能を樹立*しており、さまざまなシステム環境において世界最高クラスの性能を実現することが実証されています。
日立は、今後も、ユーザー自身が複雑なシステム構成やその運用を特に意識することなく、ストレージ資産の最適な活用を実現する「Services Oriented Storage Solutions」をワールドワイドに提供していきます。
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