今年の青森ねぶた祭は、長年日立のねぶたを手掛けてきた北村蓮明先生から、そのご子息である北村春一先生へとねぶた師が交代して初めての開催となりました。
沿道の皆さまの熱い声援と活気に支えられ、勢いと元気をもらいながら運行を行い、見事「囃子賞」を受賞することができました。
また、囃子方である「凱立会」は、前人未到の9年連続受賞という快挙を達成。
さらに、今年は役員団や声出し要員、また日立グループ新人跳人を大幅に増員し、より充実した運行体制で祭りを盛り上げることができました。
これからも日立連合ねぶた委員会は、青森ねぶた祭を通じて地域の活気をお届けできるよう努力してまいります。
新体制で挑んだ青森ねぶた祭
6月2日(月)、ねぶたの地鎮祭「魂入れ」の儀式がねぶた小屋で行われました。
日立連合ねぶた委員会の関係者が集まり、ねぶた本体に魂を込めるとともに、今年のねぶた運行の安全を祈願しました。
今年度から、ねぶたの制作は北村蓮明先生からご子息の北村春一先生へと引き継がれました。
日立連合ねぶた委員会の今年の出陣テーマは「國引(くにびき)」です。
「国引(くにびき)」は、第3代ねぶた名人である佐藤伝蔵氏により制作され、日立連合ねぶた委員会が昭和47年(1972年)に出陣し、最高賞である田村麿(たむらまろ)賞(現在のねぶた大賞)を受賞した歴史あるテーマです。
日立連合ねぶた委員会は、令和の時代の新しい「國引」に挑戦する北村春一先生と一丸となり、地域の皆さまや観光客の皆さまに感動を届ける運行をめざしてまいります。
「魂入れ」の様子