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ソフトウェア

Q1. オープンジョブウェイとジョブ統合管理のどちらを導入した方が良いかを決定する目安を教えてください。

オープンジョブウェイとジョブ統合管理は、共にメインフレームとオープンシステムとの間でのシームレスな業務連携を実現する製品です。各製品には次に挙げる特長があります。どちらを導入するかは、お客様の用途や運用規模を考慮してご検討ください。

オープンジョブウェイの特長

  • メインフレームのジョブをオープンシステムのジョブとして定義できるので、ジョブ連携を簡易に実現。
  • 小規模で流動的なシステムでのバッチジョブ運用に効果的。

ジョブ統合管理の特長

  • メインフレームとオープンシステムのジョブの定義/監視/操作を一元管理が可能。
  • 定型業務、大規模なシステムでのバッチジョブ運用に効果的。

Q2. オープンジョブウェイのVOS3版とz/OS版で、機能の相違点はありますか?

以下の機能に相違点があります。ご使用の際はご注意願います。

  • JP1/Automatic Job Management System 3 - ViewのGUI上で、メインフレーム上で実行したバッチジョブの終了結果を参照できます。終了結果は、VOS3版では「ジョブ終了コード」、z/OS版ではバッチジョブから「ジョブ終了報告プログラムで設定したコード」が参照できます。
  • メインフレーム上で実行したバッチジョブの結果ログをクライアントへ転送する機能は、VOS3版のみ使用できます。

Q4. 既存のHOPSS3/AS関連製品(HOPSS3/AS REV、HOPSS3/AS RMT、HOPSS3/AS NET、HOPSS3/AS LID)と共存することはできますか?

既にHOPSS3/AS関連製品をご使用の場合でも、JP1/Automatic Job Management System 2 - Agent for HOPSS3を導入することで、JP1ジョブ連携を実現できます。
その場合、HOPSS3/AS関連製品とJP1/Automatic Job Management System 2 - Agent for HOPSS3のバージョンの整合性を取る必要があります。整合性とは、対応バージョンが特定されますので、そのバージョンの対応を合わせることを言います。また、初期設定パラメタの見直しが必要です。

Q5. HOPSS3/AS JEFおよびHOPSS3/AS LOB環境での連携は可能でしょうか?

申し訳ございません。現時点では上記製品の動作環境ではジョブ統合管理を用いたジョブ連携はサポートしておりません。

Q6. JP1 Version 9以降でジョブ統合管理を使用する場合、どのような構成にすればよいでしょうか?

ジョブ統合管理ではJP1 Version 8 までの製品を提供しております。ジョブ統合管理の各製品についてはVersion 8で構成し、ジョブ統合管理の前提製品である下記製品については、Version 9以降で構成するようにしてください。

  • JP1/Base 09-00 以降
  • JP1/AJS3 - Manager 09-10 以降
  • JP1/AJS3 - View 09-10 以降

また、サーバ製品にはデータベースとしてHiRDBが必要となります。

Q7. JP1 Version 10以降でジョブ統合管理を使用する場合、どのような構成にすればよいでしょうか?

ジョブ統合管理ではJP1 Version 8 までの製品を提供しております。ジョブ統合管理の各製品についてはVersion 8で構成し、ジョブ統合管理の前提製品である下記製品については、Version 10以降で構成するようにしてください。

  • JP1/Base 10-00 以降
  • JP1/AJS3 - Manager 10-10 以降
  • JP1/AJS3 - View 10-10 以降

また、サーバ製品にはデータベースとしてHiRDBが必要となります。