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Hitachi

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Q1. FAXリーダのJOBモード受信の途中で通信障害が発生した場合、それまでに受信したキューはすべて捨てられてしまうのでしょうか。

受信したページまで残すか否かは、オプションで選択できます。

Q2. INS64からの接続方法について教えてください。

FAXC/SPOOLはアナログポートからモデムに接続する方式を採用しています。接続にはTAを使用してください。

Q3. ライタキューの 「WE」「WR」「WH」の意味を教えてください。

次のとおりです。

WE
送信中キュー
WR
リトライ待ちのホールドキュー
WH
エラーのホールドキュー

Q4. ホールドキューに登録されたキューを再度送信したいのですが。

APIを使ってUPで自動的に送信する方法と、キュー操作から手動で送信する方法があります。

Q5. FAXC/SPOOLはナンバーディスプレイに対応していますか。

ナンバーディスプレイには対応していません。 FAXC/SPOOLが取得する機器番号は、FAXの機器設定で設定している内容です。

Q6. ドメインとワークグループ間で、FAXコネクションサーバの連携ができるでしょうか。

お互いにログオンできる環境であれば、連携は可能です。

Q7. FAXモデムをPBX(内線)で使用する場合の設定方法を教えてください。

FAXモデムからダイアルできない場合

環境設定の共通情報を選択し、<追加するATコマンド>に以下の指定をしてください。

  • パラメタ:ダイアルトーンを検出しない
  • 記述例 :X3

モデムの機種によって、パラメタの記述方法が異なるものがあります。詳しくはモデムのマニュアルを参照してください。

FAXモデムが呼び出しを認識しない場合

PBXの呼出信号がNTT仕様と異なる場合、FAXモデムが呼び出し信号を認識できない場合があります。この場合、PBXがNTT仕様に準拠しているか、又はNTT仕様に変更できるかどうかをPBXのメーカー、又は保守契約先にお問い合わせください。

Q8. キューファイルの退避・回復方法を教えてください。

キュープットコマンド FAXCK.EXE を使用して、FAXリーダ・ライタのキューファイルに登録されているキュー情報の退避・回復ができます。このコマンドの使用方法は、アイコンから起動する方法と、コマンドラインに入力する方法の2種類があります(アイコンはあらかじめプログラムマネージャで登録してください)。

アイコンからの起動

キューの退避方法

  1. アイコンをダブルクリックすることによって、キュープットが起動されキューの退避・回復ダイアログが表示されます。 ”キューの退避”を選択し、[OK]ボタンを押します。
  2. キューの退避ダイアログが表示されます。<キューの名称>退避したいキューの種別( R0〜R31、RH、W0〜W31、WH、WR、WE )を指定します。 <退避ファイル名>退避先のファイル名を指定します。
  3. ダイアログに応答して、[OK]ボタンをクリックします。退避先のファイル名に、指定されたキュー種別のデータがすべて格納されます。

退避したキューの回復方法

  1. アイコンをダブルクリックすることによって、キュープットが起動されキューの退避・回復ダイアログが表示されます。 ”キューの回復”を選択し、[OK]ボタンを押します。
  2. キューの回復ダイアログが表示されます。 <キューの名称> 回復先のキューの種別( R0〜R31、RH、W0〜W31、WH、WR、WE )を指定します。 指定を省略すると、退避したときのキュー種別で回復します。 <回復元ファイル名> 退避したキュー情報が格納されているファイル名を指定します。 <回復先ディレクトリ名> キュー情報を回復するキューファイルのディレクトリを指定します。 指定を省略すると、FAXリーダのデータファイルディレクトリに格納します。
  3. ダイアログに応答して、[OK]ボタンをクリックします。 キュー情報はキューの最後に追加されます。

コマンドラインからの起動

以下のコマンドを入力してください。

FAXCK [/S | /R (Directory)] /D fileName /Q Quename
/S : 退避指定
/R (Directory) : 回復指定、回復先のキューファイルのディレクトリ
/D fileName : 退避先又は回復元のファイル名
/Q QueName : キュー種別

実行例1

キュー種別 R0 に登録されているキュー情報を、FD(A:\FAXDATA.DNK)に退避する。

FAXCK /S /D A:\FAXDATA.DNK /Q R0

実行例2

FD(A:\FAXDATA.DNK)に退避しているキュー情報をキューファイルへ登録する。

FAXCK /R /D A:\FAXDATA.DNK

Q9. 受信データファイルをリーダキューファイルへ登録する方法を教えてください。

キューファイルがエントリ数オーバーなどの障害で受信データファイルを登録できなかった場合に、キューファイルの障害回復後、受信したデータファイルをリーダキューファイルへ登録することができます。登録は、FXRQPUT.EXE でできます。

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