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Hitachi

日立ワークスタイル変革ソリューション

ICTを活用し検証・展開サイクルの実現

西部ガス株式会社

ICTを活用し検証・展開サイクルの実現

施策導入と共にKPI発展させ、コスト削減からパフォーマンス向上へ

  • 初版:2018年12月

概要

  • 西部ガス株式会社。1930年より都市ガスを主とするエネルギー事業を進め、九州地区のお客さまの安全・安心・快適な暮らしを守るため、地域と共に発展してきた。従業員数単体約1500人
  • 2011年より業務効率化を進めるために「しごとRe:フォーム」活動を進め、業務改善に着手した。
    「しごとRe:フォーム」活動は「業務の質的・量的負担感の緩和」「不要コストの削減」「時間制約を前提とした働き方への転換」といった課題意識があり、@業務そのものの見直し、A仕事の進め方の見直し、B労務管理の見直し、の3つの柱で推進された。人事部の尽力により、トップダウン(意思表示)とボトムアップ(具体化する)を組み合わせることで、活動開始から5年で従業員ごとの時間外労働を26%削減、年休取得日数を1.8日増加させた。
  • 2016年の電力小売り全面自由化に続き、2017年のガス小売り全面自由化により、事業環境が大きく変化。生産性向上ならびに価値創造による企業収益拡大の必要性がさらに高まった。

めざすもの

取り組み効果を「見える化」により検証することで、改革推進に向けたPDCAサイクルを実現

効果

  • 外出時間が106%増加(2018年度の月ごとの実績比)
  • 顧客対応時間が88%増加(2018年度の月ごとの実績比)

職場環境と施策概要

2011年より進めてきた「仕事・働き方・意識を変える」改善活動をより進化させ、2017年よりICTを活用した現場での時間価値向上やWLBの更なる充実にステップアップした。取り組み効果を「見える化」により検証することで、改革推進に向けたPDCAサイクルを実現する。

問題と課題

解決策

解決策の実施

テレワーク推進施策の設計

  • お客さまとの接点の多い営業に焦点をあてる
  • モバイルワーク向けに労務管理ルールなど整備
  • 導入効果を段階的確認し、施策を改善
  • 現場の推進者を任命、密連携の上、施策を計画

モバイル活用による効果の連鎖イメージ

モバイルワークをはじめとする働き方の見直しが、各業績評価指標につながっているか検証しながら、目標達成に向けてPDCAサイクルを回します

現場に負荷をかけず施策の検証

  • ITを活用し、モバイルPCから収集できる情報を収集
  • スケジューラでの業務時間入力の徹底
  • 定性的な情報(アンケートなど)と組合せ分析・見える化

情報と組合せ分析・見える化

定量データに加え、定性データとして、社内イントラ上でのアンケート実施、ならびに部門毎にヒアリングを行い、個別に情報収集を行うことと、掛け合わせて分析の精度をより高いものに仕上げた。

現場フィードバックと改善

  • KPIを元に制度とテレワーク推進施策、KPIも見直し
  • 現場へフィードバックし、意識や風土の醸成

まとめ

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