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Hitachi
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画像 HA8500/BL

ローエンドからミッドレンジまでサポートするスケーラブルなブレード型サーバ。BL890F8モデルでは、最大8プロセッサー/64コアのインテル®Itanium®プロセッサー9700製品ファミリーを搭載。

画像 itanium

HA8500/BL8x0

基本仕様

10Uのエンクロージャに最大8プロセッサー/64コアのインテル®Itanium® プロセッサー、最大1,536GBのDDR3メモリー、SASディスクを最大7.2TBを搭載したブレードを搭載でき、大規模なシステムの集約・統合が可能です。

インターフェース

高信頼、高可用性

9700製品ファミリーは、9500製品ファミリーと同様、高度なRAS機能を備えています。命令の再実行機能により、命令実行中にエラーが発生したことを検知すると、再度計算をやり直して業務を継続することが可能です。また、L3キャッシュのエラー検出・訂正機能を強化し、3ビットエラーの検出、2ビットエラーの訂正が可能です。
また、耐ソフトエラーラッチ回路を採用し、ラッチ/レジスタ回路中のトランジスタに冗長性を持たせることで、宇宙線の中性子によるエラー発生を抑えます。また、メモリー保護機能「DDDC」により、DRAMレベルでのメモリー障害訂正機能を提供します。キャッシュのシングルビットエラーが多発している場合はプロセッサーの動的縮退機能「DPR」でシステムダウンを回避します。
さらに電源、FAN、HDD、スイッチ、Onboard Administratorを冗長化およびオンライン交換が可能。各コンポーネントの制御回路をモジュール化、冗長化することでSPOF(Single Point of Failure)を局所化しています。

SDDC:Single Device Data Correction
DDDC:Double Device Data Correction
DPR:Dynamic Processor Resilience

高管理、運用性

エンクロージャ内にサーバ、スイッチなどが統合されることでのシステム環境の簡素化、および各コンポーネントの集中管理環境を提供し管理性の向上が可能。また、人的障害を防止するために、使いやすいWebベースのGUIによる管理環境も提供。
さらに、管理プロセッサiLO3でプロセッサーやメモリー、温度や電源異常などを検知。予防保守や迅速な障害復旧を実現。

柔軟性、拡張性

「BL870F8」「BL890F8」モデルは、仮想化機能として、多くのミッションクリティカル分野で実績があるnParsをサポートし、vPars and Integrity VMとの組み合わせで、さまざまな規模のシステム統合に活用できます。

省電力化、省スペース化

80 Plus platinum

BL8x0F8モデルを搭載するc7000エンクロージャのAC/DC電源モジュールは、80 PLUS® PLATINUMの認証*1*2を取得しています。
また、電源・温度モニタリング機能を強化し、必要電力に応じた電源モジュールのみを使用することで消費電力の抑止も可能です。
さらに、サーバ本体、LAN/FCスイッチを筐体(エンクロージャ)内に統合し、高密度設置が可能です。

*1
80 PLUS:米国EPRI( The Electric Power Research Institute, Inc.)が作成した「80 PLUSプログラム」に基づき、電源効率が80%以上の基準を満たすと認定された製品に与えられるもの。
*2
2013年2月14日以前に納入のc7000エンクロージャには80 PLUS(R) GOLD認証取得のAC/DC電源モジュールを搭載しています。

インテル®Itanium® プロセッサーのパフォーマンスを存分に引き出す、64ビットOSをサポート

HP-UX 11i v3

HP-UX 11i v3は、ミッションクリティカル分野で実績のあるPA-RISC版HP-UX11i v2をベースに、インテル®Itanium® プロセッサー搭載サーバ向けに最適化されたHP-UXです。セキュリティおよびスケーラビリティをさらに強化するとともに、10年間という長期サポートを提供。さらに、Virtual Partitions、Integrity Virtual Machinesなどの仮想化技術による柔軟なシステムリソース設定を実現。HP-UX11i v3とインテル®Itanium® プロセッサー搭載サーバの組み合わせが、プライベートクラウド、ミッションクリティカルなデータベース、意思決定支援システム、電子商取引、業務改革などさまざまなビジネスシーンを支えます。さらにライセンス体系がコアらソケットに、従来モデルより、コアあたりのライセンス料低減を実現します。

ミドルウェア

Serviceguard、MirrorDisk/UX、GlancePlus Pak software、Process Resource Managerなどのミッションクリティカルな業務を支える実績豊富なミドルウェアに加え、統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」やデータベースソフトウェア「HiRDB」などの日立オープンミドルウェアもできます。これによりOracle®やSAP® R/3®などと組み合わせた基幹系システムの構築が行えます。

サポートサービス

ハードウェア/ソフトウェアのサービス窓口を一本化。HPE社とのグローバルアライアンスを基盤に、日立の経験や技術力を活かしたサポートサービスを提供します。お客さまのシステムの重要度に合わせて選択できる豊富なサービスメニューを用意しています。

遠隔保守支援システム「ASSIST」

ASSISTは、お客さまのシステムとサポートセンタを通信回線で結び、技術支援および情報支援を行うシステムです。障害を未然に防ぐため、常時お客さまのシステムを遠隔監視し、万一の場合には技術者が支援システムとデータベースを駆使して、短時間で的確なサービスを実施します。