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製品セキュリティと安心をつなぐ
日立のPSIRTソリューション

自動車や医療機器など、人々の生活を支える
インフラ領域を担うIoT製品の安全を確保し、
人命の危機や犯罪へのつながりを防ぐ
セキュリティインシデント対応組織の構築へ

年々増加するIoT製品へのサイバー攻撃
重大な経営のリスク

IoT製品などのデバイスを狙ったサイバー攻撃の増加により、
インターネット接続可能な製品を提供するメーカーにとって、製品セキュリティ対策の強化が
喫緊の課題となっています。

自動車や医療機器など人々の生活に密着するデバイスがIoT化される一方、
そこでインシデントが発生してしまえば人命やインフラへ影響を与えるため、経営へのインパクトが大きくなります。

完成品メーカーは自社組織のセキュリティ体制だけでなく、
開発に関わる部品メーカー、素材メーカーなどのビジネスパートナーや委託先など、
サプライチェーン全体にわたるサイバーセキュリティ対策への目配りが求められています。

IoT機器を狙った攻撃件数の増加率

製品のコネクテッド化に伴い、
IoT機器を狙うサイバー攻撃の範囲と規模が拡大中

IoT機器を狙った攻撃件数の増加率を説明する図版:製品のコネクテッド化に伴い、IoT機器を狙うサイバー攻撃の範囲と規模が拡大しています。サイバー攻撃関連通信のパケット数は、2015年に632億パケットだったものが、2023年には6,197憶パケットとなっており、8年間で約10倍の水準となっています。

IoT機器への攻撃がもたらすリスク

人命の危機や犯罪へつながり、メーカーの責任が問われる

IoT機器への攻撃がもたらすリスクを説明するの図版:自動車関連機器の場合は重大事故に、医療関連機器の場合は人命の危機に、一般家庭用機器は犯罪の悪用につながってしまうケースもあり、メーカーの責任が問われる状況になっています。

*
2024年総務省「ICTサイバーセキュリティ政策の中期重点方針」 を基に当社で作成

自社製品に関するセキュリティ事故を防ぐには、脆弱性やインシデントに対して、原因を究明し、
適切な対処や情報公開などを迅速に対応することが求められます。
完成品メーカーには、製品のライフサイクルに沿って、
サプライチェーン全体を含めたセキュリティリスクマネジメントの推進が必要となります。

この対応体制の組織を
PSIRTProduct Security Incident
Response Team

と呼びます。

     製品ライフサイクル(サプライチェーン)に対してのPSIRT機能を説明する図版:開発、製造、市場流通の製品ライフサイクルのさまざまなシーンに対して、PSIRTは「方針策定」「教育/啓発」「予防」「インシデントハンドリング」「点検/アセスメント」の観点でセキュリティ向上活動を行います。

日立のPSIRTやIoT製品セキュリティの重要性について
もっと知りたい方はこちら

構想から運用までを
ワンストップで支援する
日立の
PSIRTソリューション

日立ではPSIRTをこれから構築したい企業に向けた計画策定の「コンサルティングソリューション」から
分析・運用の「プラットフォーム・運用ソリューション」までワンストップでのご支援はもちろんのこと、
お客さまの課題に応じたピンポイントでのご支援も可能です。

日立のPSIRTソリューションを説明する図版:「戦略策定・計画」から「構築」、「運用管理」までソリューション提供しています。「戦略策定・計画」段階では、PSIRT構想策定、リスクアセスメント、教育・訓練を実施することにより、経営・ガバナンスに対して、SIRT体制・運用の支援のルールや組織・人材のあり方についてコンサルティングします。「構築」、「運用管理」段階では、AIによる脅威情報の収集とIoT-SOCによるログ管理・分析情報をもとにして、脅威・脆弱性管理、ソフトウェア管理(SBOM)、インシデント管理を実施することにより、サプライチェーン・エンジニアリングチェーンに対して、インシデント状況の見える化と対処の迅速化を運用プラットフォームとしてソリューション提供します。

日立の強みと特長

  • 長年のIoT製品開発現場における、
    自社実践ノウハウの提供

  • PSIRT支援専門領域に長けた
    コンサルタントによる支援

  • 日立独自のAI技術による
    属人性の排除と情報品質の向上

長年のIoT製品開発現場における、自社実践ノウハウの提供

ITベンダーでありながらメーカーでもある日立も、XX年前から自社でPSIRTを立ち上げ、工夫しながら地道に運用をしてきました。
日立自身の経験・ノウハウから、現場や担当者と同じ目線で悩みに寄り添いながら、より実効性の高い支援を行うことが可能です。

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PSIRT支援専門領域に長けたコンサルタントによる支援

日立に所属するサイバーセキュリティの第一人者の徳田英幸や檜垣宏行など、エキスパートによるコンサルティング支援を行います。

日立太郎

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専門領域:〇〇〇〇、〇〇〇〇

プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章プロフィール文章。(実績等も記載)

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日立独自のAI技術による属人性の排除と情報品質の向上

お客さま製品における脅威・脆弱性情報の収集・分析に際して、過去のサイバー攻撃事例を基に学習したAIモデルが、収集した情報と対象製品との関連性をすばやく判断します。これにより、属人性の排除と情報品質の向上を実現し、膨大な情報群からお客さまが本当に対応すべき情報を漏れなくスピーディーに提供します。

日立独自のAI技術を説明する図版:日立PSIRT運用プラットフォームでは、情報管理基盤に自動、手動に関わらず登録された膨大な量の脆弱性情報を、生成AI基盤で脆弱性自動分析を行い、対処すべき情報を提供します。

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支援実績

製造業A

概要
自動車業界向けIoT-SOCの構築
導入前の課題
高度化するサイバー攻撃への対応が困難、セキュリティ人材不足
導入後の成果
  • 脅威や攻撃の発生を迅速に検知可能
  • 検知を契機とした早期対処による被害の最小化
  • セキュリティアナリストの連携により、分析力、対応力強化

製造業B

概要
脆弱性情報管理システムの構築
導入前の課題
脅威・脆弱性情報が膨大で、自社製品への影響把握、対応工数が増大
導入後の成果
  • 脆弱性と製品情報の照合と対応促進業務の自動化による脆弱性対応の迅速化・標準化
  • 対策状況の見える化

製造業C

概要
PSIRTの構想策定・体制構築
導入前の課題
インシデント発生時の対応、体制が不明確
導入後の成果
  • 自社の方針に沿ったPSIRTの目的・役割を定義しドキュメント化。体制を構築
  • 各種手順を整備し、インシデント発生時も迅速な対応が可能

よくあるご質問

CSIRT(Computer Security Incident Response Team)とは、企業内におけるセキュリティ問題を専門的に扱うインシデント対応チームのことです。
また、FSIRT(Factory Security Incident Response Team)は、工場や生産ラインの安全な稼働、安全確保のためにセキュリティ対策やインシデント対応を行うチームをいいます。

PSIRT、CSIRT、FSIRTの違いを説明する図版:PSIRTはIoT機器や医療機器、自動車などの自社製品やそれに付随する管理アプリなどのコネクテッドサービスを対象に利用者の安心、安全を守り、メーカーの責任問題に発展するリスクに対応します。CSIRTは業務システムなど社内インフラを対象に情報資産を守り、情報漏洩やインフラ停止のリスクに対応します。FSIRTは自社工場の生産ライン、製造システムを対象に生産活動が継続できるように、工場の生産ライン停止のリスクに対応します。

自動車・医療機器・エレベーターなどの昇降機・スマートショベル・産業用ロボットなどです。

スマートハウス、デバイス用アプリケーション、ルーター、医療機器、昇降機、空調設備、スマートショベル、コネクテッドカー、産業用ロボット

生成AIに日立独自のプロンプトエンジニアリングを適用することで、生成AIが、脆弱性の影響を受ける条件だけを効率的に抽出してチェックリスト化しています。

自動生成するチェックリストのイメージ:「脆弱性分析サービス」では、生成AIを活用して、理解にセキュリティの専門的知見が必要な脆弱性情報を解析し、製品が脆弱性の影響を受ける条件だけをチェックリストとして提供します。

脆弱性の影響に関する調査にかかる時間を脆弱性1件あたり約45%削減することが可能となります。(製造業の企業において脆弱性情報の収集をPSIRT部門が実施し、脆弱性対処を製品担当者が手動で実施した場合の、脆弱性の影響の調査にかかる実測時間(PSIRT運用プラットフォーム利用なし)と、当該企業にPSIRT運用プラットフォームおよび本サービスを適用した場合の当該作業時間を日立社内で見積もった値との比較。)

脆弱性対処にかかる時間の削減効果の例の図版:セキュリティの知見が不足している担当者が、これまで多くの作業時間を要していた製品が脆弱性の影響を受ける条件の調査を、チェックリストの確認のみで行えるため、作業時間が短縮できます。

日立のPSIRTやIoT製品セキュリティの重要性について
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