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Hitachi

オンラインバックアップのススメ

−24時間止められない業務のデータをバックアップする方法−

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業務が止まってしまうから、サーバを止められない――国府津さんは、サーバを止めずにバックアップする方法を一生懸命調査し続けた。そして、気が付けば夜が明けていたのであった。

ピーちゃん 指導

グッモーニン♪
バックアップの算段は付きましたか?

国府津さん 困った

ピ…ピーちゃん。戻ってくるの遅いよ…。
徹夜して調査したけど、全然見当がつかないよー。

ピーちゃん 指導

おー、いろいろ調べて頑張ったのですね。ごくろうさまです。
でも、実は!
Hitachi Command Sutieのオンラインバックアップを使えば簡単なんですけどね。

国府津さん Oh No!

…は?
Hitachi Command Sutieのオ…オンラインバックアップ?
それがあることを知っていて、わざと僕に大変な思いを…?

ピーちゃん 喜び

てへ。

国府津さん 困った

てへって!

ピーちゃん 指導

まぁまぁ。何事も勉強ですから。
オンラインバックアップを使うと、サーバを経由してバックアップを行っていた処理が、ストレージ内部で行うように切り替えられます。これによってサーバの負荷を軽減し、バックアップを取ることができるんです。

(解説)
バックアップをサーバ経由からストレージ内部のバックアップに切り替えることでバックアップによるサーバ負荷をなくし、稼働時間を意識せずにバックアップ可能。

国府津さん

これなら業務時間を延ばしてもバックアップできそうだね!

ピーちゃん 指導

ここで満足してたら、まだまだですね。
これで時間の問題は解決しましたが、他にデータの問題があるのです。
書き込みし続けるデータをどのタイミングでバックアップを取りますか?

国府津さん Oh No!

はっ。そういえば。
書き込み中にデータをバックアップしたら、そのデータは書き込み完了後?書き込み途中?

ピーちゃん 指導

難しい問題ですよね。書き込み中のデータに対して、書き込みが完了したタイミングを見極めてバックアップすることが重要です!
そうしないと中途半端なデータになってしまい、リストアしても破損データになってしまう…
そうしないために「静止化」を行って、確実に書き込み完了したデータをバックアップするのです。

(解説)
Hitachi Command Suiteのオンラインバックアップ機能では、バックアップ時に自動で静止点を作成し、データを「静止化」します。そして、静止化したデータをバックアップするので、データの整合性が確保されるのです。
この機能を使えば、業務を止めずにバックアップすることができます。

国府津さん 希望

これなら安心してバックアップできるね。
でもどのボリュームが何の業務に関係しているか、チェックしておかないと…。

ピーちゃん 指導

それもHitachi Command Suiteにお任せです。
サーバと正ボリューム、副ボリュームの関係がGUIで確認できるから管理者も構成情報が把握しやすいんです。
しかもそのGUIからリストアも可能です。

正ボリューム、副ボリュームの関連性がGUIで簡単に把握できる!

国府津さん Oh No!

あぁ、でも毎回GUIから操作しないとダメ?
自動化して運用できたら楽なんだけど…。

ピーちゃん 指導

それなら、JP1/AJS3などの運用管理ツールとコマンドを組み合わせて、
定期的なバックアップ運用を計画するとよろしいのではないでしょうか。

国府津さん 希望

ありがとうピーちゃん!
あの、でも、ピーちゃん、次回からは最初からいろいろ教えてくれると…

ピーちゃん 説明

じゃ、ピーちゃんはこれで。
スーパーストレージ管理者になるため、日々精進ですよ。シーユー!

国府津さん 驚き

…無視!

(次回へと続く…)

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