バカンスに夢中なピーちゃんに危うく忘れ去られそうになりながらも、なんとかリプレース計画を完成した国府津さん。部長に承認をもらい、リプレースは無事完了。その後の稼働も順調のようだ。
国府津:ふー。今日もコーヒーがウマいなぁ。ストレージのリプレースは無事に終わったし、稼働してから大きなトラブルもないし♪ 」
Hitachi Command Suiteのモニターを眺め…
「それにしても、ストレージで扱うデータが以前に比べて・・・だいぶ増えたよなぁ。」
部長:「うむ。新事業が立ち上がって順調に軌道に乗っているからな。」
「わぁ部長!背後やめてください…びっくりします。」
「すまんすまん。しかし国府津君、万が一システムにトラブルがあったりしても、データだけはなくさないようにしっかり頼むよ。新事業が順調な分、データの重要度もどんどん増しているからな。 」
「も、もちろん!ばっちり、やって、ます、よ。」
国府津さん、内心はドキドキだった…。
部長にはああ言ったけど…はぁ。
データ量が急激に増えたから、バックアップに時間が掛かっているんだよなぁ。
定時後に業務を止めて、バックアップを始めて…
翌朝の始業前までにやっと終わるんだ…。
トゥルルルル…
もしもし。
A開発部ですが、実は来月から海外のお客様とのやりとりが始まるので、サーバの稼働時間を深夜2時まで延長してほしいんですが。
えぇ?!それだとバックアップの時間が足りなくなってしまいます!
今だって始業前ぎりぎりで終わってるのに!
そこをなんとか頼みますよ!ではよろしくお願いしますね!(ガチャン)
サーバ稼働時間を延ばすということは、今以上に速くバックアップを終わらせないと…。
でもデータ量も増えているし…。
だいたい深夜にバックアップを始めるって…毎回徹夜!?
どうしよう。何か方法を探さないと!
ハロー。どうやらお困りのようですね。
データ量が多い上に、サーバの稼働時間が深夜まで延長?なるほど…。
でしたら、日中業務時間中にパパッとバックアップしてはいかがですか?
ピーちゃん!
業務時間中にバックアップを始めるなんて、サーバの負荷が大きくなって余計に時間がかかっちゃうし、業務にも影響が出てしまうよ。
ストレージへのバックアップなのですからストレージに着目ですよ!
使える機能がないか、よーく考えてみてくださーい。
うーん…ストレージ側にもコピー機能があったような…。
もしかして、工夫して使えばサーバ側のデータを更新しながらでもバックアップできる?
いいですね!その調子で考えてみてくださいね。
それでは、おやつの時間ですから、これで。シーユー!
また置き去り!?この展開イヤっ!