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Hitachi

複雑化する仮想環境下でも調査はスピーディに

−ストレージの性能低下による影響範囲は?−

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ストレージでI/O性能の低下が判明し、サーバへの影響を調査することになった国府津さん。
ストレージとサーバは別々の一覧表(Microsoft(R) Excel)で管理しているようですが…、はたして?

――――次の日の朝

国府津さん 困った

ぜぇぜぇ…
一覧表をぜんぜん更新できていなかったから、現状にあわせるのにものすごい時間がかかってしまった…。でも、ようやくRAIDグループ1が、仮想サーバのVM-1〜VM-3に影響することが分かったぞ。結構、広範囲に影響するなぁ…
あぁ、もう夜が明けている…

ピーちゃん 喜び

グッモーニン! リサーチの結果が出たようですね、お疲れさまでした!
早めに影響範囲が分かったことで、予防対策もできますね。

国府津さん

あ、戻ってきてくれたんだね、ピーちゃん!
本当、Hitachi Command Suiteのヘルスチェックレポートのおかげで、問題が起きる前に対策を考えておくことができるよ!

ピーちゃん 説明

グッド! ストレージ管理者として、また一歩ステップアップしたようですね!
では、今回のサブジェクトを振り返ってみましょう!

(解説)
ストレージのI/O性能の低下などによる仮想サーバへの影響範囲を調べるには、ストレージのボリュームが、どの仮想サーバで使われているのかを調査する必要があります。
ストレージ管理表とサーバ管理表から、以下のことを調べます。
1. ボリューム(LDEV:Logical DEVice)が、どのデータストア(DS)に割り当たっているか。
2. 仮想サーバ(VM)に、どのデータストア(DS)がファイルシステムとして割り当たっているか。

ピーちゃん 指導

影響範囲の特定ができたら、RAIDグループのボリュームの性能トレンドと、仮想サーバのCPU、メモリ、ディスクI/Oなどの性能トレンドを比較しましょう。
Hitachi Command Suiteによるストレージの性能情報と仮想サーバの性能情報を比較して、性能トレンドが類似していれば、ストレージの性能低下が仮想サーバに影響していると考えられます。一方で、仮想サーバだけの性能が低下している場合は、サーバ側に原因があると切り分けられます。

ストレージのI/Oレスポンスと仮想サーバのI/Oレスポンスを比較して、トレンドの類似を調べる

国府津さん 希望

さすが、ピーちゃん! 勉強になります!
仮想サーバの性能には、まだ影響が出ていないみたい、よかった。

ところで…、今回はストレージから仮想サーバを辿るところがとても大変だったんだけど、もっとステキな管理方法をご存じありませんか、先生??

ピーちゃん 喜び

今回はトレーニングのためにあえてお伝えしませんでしたが、実はHitachi Command Suiteなら、わずか3ステップでリサーチできるんです!
下の記事をリーディングして、Hitachi Command Suiteをもっと使いこなしてください!

Hitachi Command SuiteによるRAIDグループの性能低下をきっかけにした影響範囲の特定

サーバとストレージを別々に管理していると、管理が煩雑になるだけでなく、障害発生時に影響範囲を調べることも難しくなってしまいます。
Hitachi Command Suiteなら、サーバからストレージまでの一元管理が可能。VMwareのvCenterの情報とストレージの情報を自動でマッピングし、影響範囲を容易に把握できます。

今回のお題のようにストレージ側の性能低下の検知をきっかけにして、仮想サーバ側への影響を調査する場合、Hitachi Command Suiteなら、「3ステップ」で影響範囲の特定が可能です。

ステップ1 性能低下しているRAIDグループにあるボリュームを特定します。
ステップ2 ボリュームが割り当てられているデータストアを特定します。
ステップ3 データストアを使用している仮想サーバを特定します。
わずか「3ステップ」で仮想サーバまで特定できます。

もちろん、サーバから関連するストレージを見つけ出すこともできます。たとえば、サーバの動作が遅いという現象から、関連するストレージリソースを見つけ出し、ボトルネックになっているのはどこかを分析できます。

国府津さん 喜び

Hitachi Command Suiteはすごい!
もっともっと色々な機能を知りたくなってきました!

ピーちゃん 喜び

もちろん、もっともっとエクスプレインさせてもらいますよ!
では、シーユーネクストタイム!

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