Hitachi

[アドバイザリ]
iLOから電源をオフにできる電源無効化機能をサポートしていないSATA HDDについて

概要

Integrated Lights-Out(iLO)は、SATA HDDドライブをWebから電源をオフにできる「電源無効化」機能を備えています。ただし、すべてのSATA HDDがこの電源無効化をサポートしているわけではありません。

発生頻度

高

現象および影響範囲

対象製品のSATA HDDドライブは電源無効化機能をサポートしていませんので、iLOからドライブ電源をオフにした後も依然としてオペレーティングシステムレベルで使用可能になります。HDDとして正しく機能しており、問題ありません。

回避策

電源無効化機能をサポートする予定はありません。

対策方法

不具合ではないので対策はありません。

ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認手順

■MegaRAIDコントローラ配下の場合は、アドバイザリ ADV-2022-0081の「ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法」を参照してください。

■MegaRAIDコントローラ配下以外の場合は、アドバイザリ ADV-2022-0017の「ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法」を参照してください。

対象製品

対象製品名 1TB SATA 7.2K SFF ** ** HDD (MM1000GFJTE)
2TB SATA 7.2K SFF ** 512e ** HDD (MM2000GEFRA)
※ 「*」はお客さまのご購入製品により相違します。
※ ( )内はModel Numberを示します。
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
HA8000V/DL20 Gen10 Plus
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus
HA8000V/ML30 Gen10 Plus
HA8000V/DL320 Gen11
HA8000V/DL360 Gen11
HA8000V/DL380 Gen11
HA8000V/DL560 Gen11
HA8000V/ML350 Gen11

発生条件

対象製品で発生します。

対象バージョン

バージョン依存なし

対象OS

OS依存なし

更新情報

2023年9月1日(更新)
対象装置にDL320 Gen11、DL560 Gen11を追加、および誤記訂正
2023年5月26日(更新)
対象装置にDL360 Gen11、DL380 Gen11、ML350 Gen11を追加
2022年7月29日(更新)
MegaRAIDコントローラ配下とMegaRAIDコントローラ配下以外のファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法を追加、対象装置にDL20 Gen10 Plus、ML30 Gen10 Plusを追加
2022年3月4日(更新)
販売形名の削除、Model Number確認方法を追加
2021年9月3日(更新)
対象製品にGen10 Plus用HDDを追加、対象装置にDL360/380 Gen10 Plusを追加
2021年7月30日(公開)
*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2021-0068