Hitachi

[アドバイザリ]
SATA SSDドライブにて摂氏10℃未満を高温として誤検知する現象について

概要

SATA SSDドライブにて摂氏10℃未満の温度を高温として誤検知されます。

発生頻度

低

現象および影響範囲

対象SSDドライブは摂氏10℃未満の温度を高温として誤検知し、FAN回転制御に影響を与えます。

回避策

回避策はありません。

対策方法

ドライブのファームウェアをHPG2以降にアップデートすることで、本現象を解決できます。
最新ファームウェアは次の日立Webページよりダウンロードしてください。
作業時間は1台あたり約10分です。本ファームウェアについては、システム再起動なく、バージョンアップすることができます。

  • ダウンロードサイト(ドライバ/ファームウェア/ユーティリティ)

ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認手順

■MegaRAIDコントローラ配下の場合は、アドバイザリ ADV-2022-0081の「ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法」を参照してください。

■MegaRAIDコントローラ配下以外の場合は、アドバイザリ ADV-2022-0017の「ファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法」を参照してください。

対象製品

対象製品名 240GB SATA RI SFF SC ***** SSD (VK000240GWSRQ)
480GB SATA RI *** *** ***** SSD (VK000480GWSRR)
960GB SATA RI *** *** ***** SSD (VK000960GWSRT)
1.92TB SATA RI *** *** ***** SSD (VK001920GWSRU)
3.84TB SATA RI SFF SC ***** SSD (VK003840GWSRV)
※ 「*」はお客さまのご購入製品により相違します。
※ ( )内はModel Numberを示します。
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
HA8000V/DL20 Gen10 Plus
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus
HA8000V/ML30 Gen10 Plus
HA8000V/DL320 Gen11
HA8000V/DL360 Gen11
HA8000V/DL380 Gen11
HA8000V/DL560 Gen11
HA8000V/ML350 Gen11

発生条件

SATA SSDドライブのファームウェアにHPG1以前が適用されている場合

対象バージョン

SATA SSD ドライブ ファームウェア:Ver.HPG1以前

対象OS

対象製品がサポートする全OS

更新情報

2023年9月1日(更新)
作業時間および再起動が不必要な旨を追加、対象装置にDL320 Gen11、DL560 Gen11を追加
2023年5月26日(更新)
対象装置にDL360 Gen11、DL380 Gen11、ML350 Gen11を追加
2022年7月29日(更新)
MegaRAIDコントローラ配下とMegaRAIDコントローラ配下以外のファームウェアバージョンおよびModel Numberの確認方法を追加、対象装置にDL20 Gen10 Plus、ML30 Gen10 Plusを追加
2022年3月4日(更新)
販売形名の削除、Model Number確認方法を追加
2022年1月28日(更新)
対象製品に新規形名を追加、対象装置にDL360/DL380 Gen10 Plusを追加、発生頻度を追加
2019年10月25日(公開)
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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0089