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Hitachi

ウォークスルー型
爆発物探知装置

日立のウォークスルー型爆発物探知装置は、
爆発物の痕跡を発見する検査において、
自動化して短時間で爆発物の有無を探知します。

こんなことにお悩みではないですか?

  • 爆発物検査で、人手で検査をされていませんか?
  • 検査結果が出るのに時間がかかる
  • 抜き取りで検査をしているが全件検査したい

短時間の爆発物検査を支援します!

紹介動画

紹介動画

ウォークスルー型爆発物探知装置とは

装置の差し込み部にIDカードを差し込むことで、本人確認と同時にIDカード(*1)に付着した爆発物の微粒子を検出する装置です。
施設の入り口に設置しておくことで、施設内への爆発物の持ち込み抑止を支援します。

なお、爆発物の検出には、日立が長年研究を続けている質量分析技術を使用しています。
この技術は、かつて宇宙船アポロ号が持ち帰った月の石の有機物分析にも使用されました(*2)。

日刊工業新聞社が主催する第59回十大新製品賞「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。

(*1)
カードホルダーからの取り出しは不要です。
(*2)
出展文献「日立における質量分析の歴史」

特長

高い処理能力

  • 爆発物の有無を約3秒で探知します。
  • 1時間あたり最大で約1,200人を検査できるため、検査対象者の通行の流れを妨げることなく全件検査ができます。

手間なく検査することが可能

  • IDの認証と同時に爆発物を検査できます。そのため、検査対象者は抵抗感が少ない状態で検査を受けられます。

人件費を含めたライフサイクルコストの削減

  • 複数の装置を一括で監視可能です。
  • 装置ごとに検査スタッフを配置する必要がないため、コストを削減できます。

IDと爆発物検査結果の関連づけが可能

  • 個人と検査結果を関連づけてデータを蓄積できます。

セキュリティ関連機器との連携

  • 監視カメラや顔認識装置と連携することで、追尾、行動監視ができます。
  • セキュリティゲートと連携することで、入退出を制限できます。

爆発物を探知する仕組み

検査対象者がIDカードを
挿入する

IDカードに付着した微粒子を
採取する

化学分析により爆発物を検出・探知する

適用例

  • 重要施設、重要インフラ設備、交通機関などの入退場チェック
    例:官公庁舎、データセンター、発電所、プラント、鉄道、空港、港湾など
  • 競技場、国際会議場、アミューズメント施設などのセキュリティ強化

関連リンク

ニュースリリース(2016年9月29日)
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文部科学省「社会システム改革と研究開発の一体的推進」プロジェクトの成果が活用されています。