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Hitachi

製造業向け
4Mロス分析サービス

製造現場における生産ロス要因の自動推定・見える化を行い、
生産設備の稼働率向上と工場全体の生産性向上を支援します。

サービス概要

工作加工機を利用し製品を生産している組み立て加工系製造業向けに、加工機ログや構内物流データ、作業員動線データなどを関連づけて分析を行うことで、作業待ち・滞留による生産ロスを可視化し改善につなげる分析サービスです。

現場における課題と解決策

製造現場では生産性改善のための改善ポイントの特定が困難

刻々と変わる製造現場において、生産性向上を阻害する生産ロスの要因を人(現場作業者)の手で特定することは難しく、手が付けづらい状況です。

  • 課題

    IoT化の進んでいない従来の生産管理手法では、その生産ロスの要因の特定が難しく、ノウハウ、人手不足により改善対応できていない

    解決

    現場の4Mデータを収集し、生産ロスを横断的に分析し、誰でも、素早く分析可能なサービスを提供

  • 課題

    IoT化には現場データのセンシングが必要であるが、実装の難易度は高く、ノウハウを持たない各企業単独で仕組みを構築できない

    解決

    各機器からのデータ収集の仕組みを汎用化し、カスタマイズなどが発生せず仕組みの導入が可能

現場の4Mデータを収集し、製造現場の生産ロスを横断的に分析できます。
容易に導入できるカメラデバイスにより生産ロス発生時の現場動画を指定して
確認でき、さらに詳細な要因調査が可能です。

特長

設備稼働停止以外の生産ロスの要因を特定し、可視化

対象設備で発生した生産ロスの要因(作業者不足やワーク待ちなど)と、その発生時間(発生時間帯、発生時間)を自動推定し、可視化。加えて、発生時間の長いものからランキング形式で可視化することで重要な生産ロスの要因をすぐに認識し、関係者で共有できます。


生産ロスの詳細分析画面

生産ロス発生時の現場映像をピンポイントで表示

生産ロスの要因を確認することに併せて、発生時間の現場の動画映像を確認することができます。
生産ロスが発生した際の現場状況の確認時間をなくすことで、対策への事務作業時間の削減を支援します。


生産ロスの現場状況確認画面

データ解析期間を短縮、迅速な導入が可能

日立が独自に開発した解析ロジックと検知用カメラの導入で、通常製造現場のデータ解析の立ち上げに必要な時間より少ない時間での導入・結果確認が可能です。

機能一覧

機能 概要 想定される効果
稼働率の見える化・
計画との比較
解析対象の各設備の計画に対する稼働率(1週間分)を表示 生産ロス発生設備(ボトルネック)の特定時間の削減
生産ロス要因把握の簡素化による事務作業の削減
各設備単位の
要因の見える化
設備単位の生産ロス状況(1日分)が生産ロス要因(分類)、発生時間を表示。また発生時間によるランキングで確認可能。 生産ロス発生設備内の生産ロス要因特定にかける時間の省時間化
確度の高い生産ロス要因の特定による対策検討コストの削減
発生時間映像の再生 発生した生産ロス時間の現場映像を再生
*4Mロス分析用のカメラを設置した場合
生産ロス(現場)状況(映像)確認時間の省時間化
対策時の効果予測 各設備ごとで推定される各生産ロス要因の対策時の効果(設備稼働率)を予測表示 適切な生産ロス対策の実施による対策コストの削減
4M:huMan, Machine, Material, Method
IoT:Internet of Things
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