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Hitachi

統合サービスプラットフォーム BladeSymphony

画像:サーバブレードごとの電力上限値を設定する

パワーキャッピング

CPUのパフォーマンスを制御し、サーバブレードの消費電力を設定した上限値以下に抑えます。マネジメントモジュールWebコンソールからGUIで簡単に設定できます。

GUIで簡単設定

  1. サーバブレードごとに設定可能な消費電力量の範囲を自動表示
  2. 目標の消費電力量を入力

設定上限値を超える時のみCPU周波数を自動的に下げて電力量を制御

画像:GUIでの設定画面

画像:電力節減グラフ

画像:性能重視の場合は高めに、節電重視の場合は低めに設定

画像:業務負荷に応じたCPU消費電力の自動制御機能を有効にする

Demand Based Switching

CPU使用率に応じてCPUの電圧と動作周波数を最適化し、システム性能を劣化させることなく、CPUの消費電力量を最小化できます。Windows Server® 2003 R2、Windows Server® 2008、Windows Server® 2008 R2 の「電源オプション」から簡単に設定できます。

電源オプションで簡単設定

  1. BIOSまたはEFIで機能を有効化
  2. OSの電源オプション設定画面でモード選択

業務負荷に応じてOSがCPUの電圧と周波数を自動制御

画像:CPU使用率  画像:CPUへの業務負荷

画像:業務負荷に応じた制御なので性能劣化の心配は不要

画像:負荷の少ない時間帯に仮想マシンを移して片寄せする

仮想化を用いたサーバーの節電運用方法です。使用率の低い時間帯に仮想マシンをその他のブレードに集約し、空いたブレードの電源を切ることでトータルの消費電力量を抑えられます。BladeSymphonyでは仮想化ソフトウェアによって以下の2つの方法があります。

Virtage LPARマイグレーション

サーバ論理分割機構「Virtage」では、構築・運用支援ツール「Virtage Navigator」を使って運用します。まず性能モニタで性能傾向をチェックし、負荷の軽い時にLPARマイグレーションでLPARを集約。不要なサーバーの電源を切断し、負荷が高くなったら元に戻します。

Virtage Navigatorで簡単設定・実行

画像:Virtage Navigatorで簡単設定・実行

画像:空いたブレードの電源を切ることでトータルの消費電力量を抑える

VMware仮想マシン最適配置

VMware vSphere™ EnterpriseおよびEnterprise Plusでは、DRS機能によりリソースの利用状況に応じてVMを最適に自動配置できます。さらにオプションのDPM機能を利用すれば、利用率の低いVMを片寄せした後、余ったブレードの電源を自動的に切断できます。

DRS:Distributed Resource Scheduler
DPM:Distributed Power Management

画像:VMware仮想マシン最適配置

画像:仮想化ソフトの専用ツールを活用し計画的に運用する

画像:サーバー数に応じた電源モジュールの自動制御機能を有効にする

電源モジュール制御

サーバシャーシの電源モジュール稼働台数をサーバブレード稼働台数に応じて制御する機能です。マネジメントモジュールWebコンソールで本機能を有効にするだけで電源モジュール数を最適化。ムダな通電がなくなることでAC/DC変換効率が高まり、サーバシャーシ全体の消費電力量を抑えることができます。

画像:電源モジュール制御

画像:ムダな通電がなくなると変換効率が向上する

その他のBladeSymphonyの省電力機能についてはこちら