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ペットボトルでけんびきょうを作ってみましょう。いつも見なれている玉ねぎが、ちがって見えるかもしれませんよ。

用意するもの

材料ざいりょう

  • ペットボトル(本体が透明とうめいのもの)
  • ペットボトルのフタ
  • ガラスビーズ(直径ちょっけい2mm程度ていど
  • 玉ねぎ
  • 墨汁ぼくじゅう(または食紅しょくべに

【道具】

  • おしピン(または千枚通せんまいどおし)
  • セロハンテープ
  • カッターナイフ
  • はさみ
  • ピンセット
  • スポイト

きのぽんアドバイス

ペットボトルのフタは、内側うちがわがデコボコしていないものを使おう。
内側うちがわが青色になっている、炭酸たんさん飲料いんりょうのフタなどがおすすめだよ。


れい(左) 悪いれい(右)

実験じっけん器具きぐの作り方

(1)フタにあなをあける

ペットボトルのフタにおしピンであなをあけます。フタの真ん中に、直径ちょっけい2mm程度ていどあなをあけます。

きのぽんからのおねが

おしピンや千枚通せんまいどおしで、けがをしないように気をつけよう。なれない作業は、おうちの人にやってもらってもいいよ!

きのぽんアドバイス

フタの内側うちがわからあなをあけるとやりやすいよ。

(2)ガラスビーズをつける

(1)であけたあなに、フタの内側うちがわから、ガラスビーズをおしこみます。これで、レンズができました。

(3)ペットボトルを二つに切る

ペットボトルをはさみで切ります。

きのぽんからのおねが

はさみを使うときは、けがをしないように気をつけよう。

(4)ペットボトルを切り出してプレパラートを作る

ペットボトルを15ミリ×20ミリ程度ていどの大きさに切りだします

きのぽんからのおねが

プレパラートの角を丸くして、けがをしないようにしよう。

(5)玉ねぎの皮をはいでサンプルを作る

玉ねぎの茶色い皮を白い部分が出るまでむきます。白い部分が出てきたら、内側うちがわのうすい皮をピンセットではがします。

きのぽんアドバイス

うす皮がよく見えないときは、墨汁ぼくじゅうなどで染色せんしょくしておこう。

(6)ペットボトルにサンプルを固定こていする

(5)で作ったサンプルを、(4)で作ったプレパラートにのせ、上からセロハンテープをはりつけて、ペットボトルの口に固定こていします。

実験のやり方

ペットボトルけんびきょうの使い方

明るい方向にペットボトルの台の方を向けて、フタのネジをじょじょにしめていきます。サンプルである玉ねぎのうすい皮の細胞さいぼう気孔きこうが見えてきたら成功せいこうです。

きのぽんからのおねが

ペットボトルけんびきょうで太陽を見ることは、とてもあぶないので絶対ぜったいにしないでね。

きのぽんアドバイス

眼鏡めがねをしている人は、外した方がピントが合いやすいよ。

この実験じっけんのしくみ

虫メガネ(とつレンズ)を使うとものを大きく見ることができます。今回の実験じっけんは、このとつレンズの特性とくせい利用りようし、とつレンズの代わりに、小さなガラスビーズを使って、玉ねぎを観察かんさつします。下の図のように、ガラスビーズもとつレンズと同様に、光を一か所に集めます。この一か所に集まった光を見ることで通常つうじょうの100200倍の大きさで、ものを見ることができるようになります。

まとめ方

今回の実験じっけんを自由研究シートにまとめましょう。

※見本は「静電気せいでんき実験じっけん」をれいにしています。

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