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株式会社 日立製作所 ひたちなか総合病院ひたちなか地区産業医募集サイト

産業医の仕事

健康診断と事後措置

全従業員を対象として毎年行われる健康診断の結果に基づき、生活習慣の改善などの指導を行います。従業員の健康状態によっては、本人と職場の両方に対し、助言や指導を行うケースもあります。

救急対応

工場内で日々発生する、内科的急患(脳卒中、心筋梗塞など)、外科的急患(高所からの転落、機械による創傷、感電など)および、精神問題に起因する急患の初期対応にあたり、病院への搬送をサポートします。

復職面談

ケガや疾患で休職中の従業員が復帰する際に、本人、家族、主治医、支援センターらと話し合いながら、職場の“環境調整”を行います。調整の対象となるのは、物理的な労働環境だけでなく、上司や同僚との人間関係など、精神的な環境も含まれます。職場での心身への負担をできるだけ減らし、快適に仕事に取り組める環境作りをサポートします。

疾病予防

さまざまな身体的・精神的疾患を予防するために活動します。その一例としては、内科的疾患(心・脳血管疾患、悪性新生物など)の要因となり得る、肥満・サルコペニア・メタボリックシンドロームなどの発見と対策。外科的疾患(就労上のケガ)の発生を防ぐために実施する職場巡視。精神的疾患であれば、職場上司へのメンタル教育などがあります。

職場巡視

労働安全衛生法により、月に1回以上の“職場巡視”が義務づけられています。工場の作業現場では、従業員が安全に働ける環境が維持できているか、化学物質が適正に管理されているか、従業員が使用する備品に有害成分が含まれていないかなど、注視すべきポイントは多岐にわたります。産業保険の世界における「3管理(1.作業環境管理 2.作業管理 3.健康管理)」の概念に沿った、細心の心配りが求められます。

労働衛生教育

職場巡視や面談で明らかとなる問題を根本的に解決するためには、労働者だけでなく企業側の協力も必要不可欠です。個人と企業に対して、労働安全衛生への理解を深めるための教育を行うのも、産業医の大切な仕事です。

統括管理

労働衛生環境を改善するためには、具体的な改善策の立案、企業への働きかけ、必要な予算の確保、そして、労働者への理解を得て、はじめて実行に移すことができます。さらに、施策の成果をデータ化し、企業と労働者にフィードバックした上で、今後のさらなる改善へとつなげていかなくてはなりません。このように、現場のニーズに合致した改善策を「企画・実行・管理」する、いわゆる”統括管理”の能力が、産業医には求められます。

ひたちなかでは産業医と臨床医、どちらも経験できます

ひたちなか総合病院の産業医は、日立グループの産業衛生活動が主な仕事ですが、希望があればひたちなか総合病院で臨床を経験することも可能です。

ひたちなかでは産業医と臨床医、どちらも経験できます

ひたちなかの工場内の診療所
ひたちなかの工場内の診療所

診療所では健康診断、健康指導、復職面談などを行います。
診療所では健康診断、健康指導、復職面談などを行います。

広い工場内では昼休みにジョギングをする人たちも。
広い工場内では昼休みにジョギングをする人たちも。