特集記事:キーマンズネット掲載
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毎月、取引情報などのデータを夜間バッチにより処理していたA社。決められた日時までに終了していれば問題がないものであったが、近年、部門間に分散されていたIT機器などの集約、組織の改変などの影響で、バッチ処理量が増大。 |
![]() 「処理対策の投資は認められているものの、高額のサーバ導入は…。」はじめはそう考えていたムライ氏だが、処理能力を向上させるには、もう1つの方法があることを知った。 |
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「これなら我が社のバッチ処理にも効果的だ!」
こうして、グリッドバッチ導入の検討をはじめたムライ氏。処理対策のIT投資を業務量に応じてスモールスタートできる点を評価され、社内稟議も通ったという。
「バッチ処理の“突き抜け”の心配がなくなる日まであと少しでうれしいです!」と
胸をはるムライ氏だった。
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グローバル展開をしているB社。更なる競争力向上を検討しているB社の経営層では、売上などの情報をできるだけ早く入手し、分析して次の手を打ちたいと考えていた。そこで、情報システム部門に下ったのが「これまで日次で出していたデータを1時間ごとに出すように」という指令。 |
バッチ処理の高速化について情報収集していたワタナベ氏が目を付けたのが、「グリッドバッチ」。 |
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「近い将来、我が社も社内システムをプライベートクラウドにしたい。その場合、グリッドバッチならば、更にITリソースを効率化できそうだ。昼間はオンライン用、夜はバッチ用ということもできる…。ワールドワイドにビジネスを広げる際に、柔軟なシステム構成ということは重要課題。その第一歩を踏み出せそうだ。」 |
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今回は、2社の課題を例にとり、「グリッドバッチ」によるバッチ処理の高速化についてご紹介しました。 |
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※日立製作所が実証実験を実施。