特集記事:キーマンズネット掲載
私たちA社では、数年前にERPパッケージを導入しました。やがて海外に工場などの拠点ができ、グローバル化が進むと、複数拠点間で同じシステムを使うことがだんだん難しくなってきて、企業の合併や統合などがあった結果、複数システムが混在するという問題が起きてしまいました。 |
![]() |
導入後、まず大きな変化として、グループ企業全体のシステムを一元的に管理できるようになりました。データベースを作成する際には、これまでバラバラに持っていたデータを、1つのデータベース(グローバルシングルインスタンス)に統合して管理できるようになりました。この、グローバルシングルインスタンスは、マルチカンパニー、マルチランゲージ、マルチカントリーに対応しているので、国をまたいだグループ企業取引が迅速・便利に行えるようになりました。分社や統合などがある場合にも、素早く対応が行えます。 |
![]() |
旧来のシステムを使っていて、現場からよく聞こえたのが、
|
![]() |
MCFrame XAの導入後、現場から聞こえたのが「使いやすい!」という声。これまで操作性が悪いのを、「パッケージだから」「Webだから」…とあきらめていたのですが、使い勝手が想像以上に良くなり、現場は驚いたようです。 (※1996年4月〜2010年9月、東洋ビジネスエンジニアリング調べ) |
日々刻々と変わる時勢をとらえて、迅速に適切な一手を打ちたいのが経営層。しかし、システム側では「生産管理」「販売管理」「原価管理」などのシステムがバラバラで、仕組み上、タイムラグが発生してしまわざるをえません。経営層はこれには満足できませんから、様々な情報がリアルタイムで分かる新しいシステムの導入を希望していました。 |
![]() |
多拠点で共通のシステムを持ち、情報を共有する環境では、ビジネスを“止めない”ことが非常に重要となります。生産管理システムだけではなく、様々な周辺のシステムと複雑に連携している現在のシステムでは、安定して稼働する基盤が求められるのです。
そこで、アプリケーションサーバとして選んだのがCosminexusなのです。日立がこれまで培ってきた安定稼働と、あらかじめ障害が起きにくいという設計で、グローバル化したシステムを支えてくれます。また、万が一、トラブルが発生した場合にも、すばやいサポートと問題の切り分けを行ってくれるのも安心です。
今後も製造業のグローバル化は続くと思いますが、安心して足元を支えてくれる、力強い存在です。
今回は、A社の例を通して、日本の製造業にとって、「将来を見越した柔軟な増改築」「安定稼働」「充実した保守」を
可能にするシステムが求められていることがお分かりいただけただろう。
激動の時代を乗り切るためにも、「MCFrame XA」と「Cosminexus」との強力な組み合わせを是非とも検討してほしい。