特集記事:キーマンズネット掲載
![]() ![]() 掲載日: 2010/10/25 |
![]() |
|
見えてきた?仮想環境の運用面での課題
●
仮想化のメリットを上手に引き出す運用管理とは
|
![]() |
|
課題 1 |
エージェントを入れずに稼働状況を把握したい |
●
簡単に稼働状況を把握するには?
|
![]() |
![]() ![]() ▲エージェントレスで、すぐに稼働監視を開始 |
課題 2 |
仮想環境で起きた障害に迅速に対応するには |
課題 3 |
増えるバックアップデータの効率的な保存方法とは |
●
サーバ統合でバックアップデータが増加してしまった
|
![]() |
![]() ![]() ▲重複部分を排除してバックアップ |
課題 4 |
リソースチューニングで期待通りの性能を出すために |
●
期待通りの性能が出ないことがある
|
![]() |
![]() ![]() ▲物理/仮想両面から監視して原因分析 |
効率的な運用 |
ITリソースの割り当てから仮想マシンの配備まで、JP1にお任せ |
■依頼に応じて、仮想マシンを各部署に配備
A社では、システム管理部門が、物理サーバをリソースプールとして一元管理。その管理に用いているのが、ITリソース管理製品であるJP1/IT Resource Management。ここでは、A社のシステム管理部門が、開発環境の構築依頼を受け、仮想マシンの割り当てを行うまでの一連の流れを紹介する。このITリソース管理の業務がすべて、JP1のみで行える点にも注目したい。
(1)「サーバがXX台必要」…開発部門から依頼
開発部門から「新しい業務システム開発のため、一時的に開発環境が必要」と、システム管理部門に依頼。
▼
(2)条件に合う仮想マシンを検索
システム管理部門は、依頼の条件に合う仮想マシンを載せられる空きリソースをJP1で自動検出。
▼
(3)割り当てリソースを選択〜ITリソースを予約
検出の結果をもとに、物理サーバの稼働状況や仮想マシンの割り当て状況を確認して複数候補から選択し
、ITリソースを予約。
▼
(4)仮想マシン配備をスケジューリング〜予約時刻に仮想マシン配備を実行
予約に従って、仮想マシンを自動的に配備。予約した日時から仮想マシンが利用できる。
▼
(5)開発部門に配備完了の通知
配備が完了したら、開発部門に通知を行う。
⇒次項で詳細解説
詳細解説 |
リソースプールの運用がワンストップで行える |
前項のポイントを解説しよう。
まず、リソースの検索から配備まで、
リソースプールの運用をすべてJP1で行える
点は大きな特長。複数のツールを用いると管理は複雑になり、管理負荷も増してしまう。
次に取り上げたいのが、複数の仮想化ソフトウェアと物理サーバが混在している環境も管理できるという点。更に、これらの情報収集はエージェントレスで行えるので、検索漏れなどの心配もないことにも注目したい。では、情報収集した結果を実際にJP1の画面で見てみよう(下図参照)。この画面では、物理サーバ・ネットワーク・SAN・ストレージの接続関係や、ハイパーバイザーとその上で稼働する仮想マシンとの関連付けが一目で分かる。
3つ目としては、将来的なITリソースの使用状況が把握できるという点。 スケジュール管理画面で割り当てられた「期間」 「分量」がひと目で分かるので、今後のITリソースの有効活用が図れるはずだ。
まとめ
JP1を活用することで、仮想環境の運用管理と、ITリソースの管理が効率的に行えることがお分かりいただけただろう。
最後につけ加えたいのが、JP1によるITリソースの運用サイクルの適正化について。下図の「(1)空きリソースの検索」から「(4)使用実績の確認と見直し」までの、リソースプールの運用サイクルが一元管理できることで、より最適なITリソース活用につながるのだ。
このように、継続的に仮想環境を有効に活用するためにも、JP1を是非利用してほしい。
◆セミナーのお知らせ◆
【ヴイエムウェア共催】VMware最新情報(vSphere 4)とJP1 V9.1の仮想化対応ご紹介
〜VMware環境でのJP1 V9.1実機デモも行います〜
開催日時:2010年11月19日(金) 15:00〜17:00 / 2010年12月10日(金) 15:00〜17:00
会場:品川イーストワンタワー13Fハーモニアス・コンピテンス・センター
▼
セミナー申し込みURL
https://www.open-middle.com/seminar?si=slt&ek=ini&q1=VMware
※開催日以降または満員などにより、上記セミナーは予告なく締め切らせていただくことがございます。あらかじめご了承下さい。