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株式会社リクルートキーマンズネット(新規ウィンドウを開く)に2010年01月27日に掲載された記事より転載掲載しています。
サービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。
仮想環境を「導入した!」「導入したい!」という企業に聞く、運用管理者にありがちな失敗!

「我が社もサーバを統合して仮想化すれば、コスト削減になり、運用負荷も軽減するらしい。でも、実際に運用はどう変わるんだろう?」
近年、運用管理の効率化や、コスト削減などを目的に、仮想化に取り組む企業が増えている。しかし、運用面に不安が多いのも事実。そこで今回は、仮想化する際に運用管理者にありがちな失敗の例と、その対処法を紹介する。

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仮想環境に移行!…でも、思い通りの性能が得られない?

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仮想環境で問題!…どこが障害?どこまで影響?

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仮想環境を上手に使いこなせていないかも?

A社では、サーバ統合の一環として、400人ほどの社員が使っている「出退勤システム」と「旅費精算システム」を仮想環境に移行した。物理リソース上では充分余裕があるはずなのに、「処理が遅くなった」「動作が不安定」…など、社員が出退社する時間前後にクレームが増えるようになり、期待通りのパフォーマンスが得られなかった。

これは、物理リソースを効率的に配分できなかったことが原因。個々の仮想マシンの監視だけではなく、物理/仮想の両面から的確なチューニングを行う必要があるのだ。

JP1なら、物理サーバと仮想マシンの稼働率やリソース使用状況を1つの画面で簡単に確認することができる。仮想マシンのリソース不足を検知した際には、物理リソース配分を変更して、リソースが不足している仮想マシンに多めに割り当てることができる。A社の場合でいうならば、出退勤時間にのみ、割り当てを変更することも可能となる。

更にJP1なら、エージェントレスでサーバの稼働状況を監視できる。監視サーバにエージェントをインストールする必要がないので、「サーバ集約前後の現状把握をしたいが、稼働中のシステムに手を加えたくない」といった時などに有効だ。仮想マシンや物理サーバ追加など構成変更が頻繁に行われても、運用管理者の負担を軽減できる。

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B社では、業務サービスごとに分かれている物理サーバをすべて仮想化し、一元的に管理・監視を実現したいと考えていた。しかし、「物理サーバに加え、仮想マシンも混在する環境で、きちんと運用管理できるだろうか?万が一トラブルが起きたら…? どう監視していいのかも分からない」
結局B社は、効率が悪いまま、現状に甘んじるしかないと判断したのだ。

仮想化導入時の想定課題とは?
(1)運用関連

…障害の切り分けが難しそう、管理が大変

(2)性能に課題

…チューニングできるだろうか?

仮想化導入時には運用、性能両面を不安に感じるユーザが多いのが事実。その点JP1ならば、物理サーバと仮想マシンの構成情報を収集し、分かりやすい監視ツリー画面を自動生成。構成が複雑であっても、業務サービス、仮想環境、物理環境、更にはサーバごとに切り分けて監視できる。万が一、障害が発生した場合にも、問題がどこで起きているのか、業務への影響範囲はどのくらいか…といった切り分けがスムーズに行える。

仮想環境の監視を恐れる必要はない。JP1で“見える化”することで、入り乱れたサーバ管理から逃れることができるのだから。

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コスト削減を目指し、仮想化によるITリソースの集約に成功したC社。ところが、新たな課題が山積みに。例えば、複数業務を集約すると、1台の物理リソースを複数の業務で分け合うことになる。これにより、他業務の影響を受け、集約前よりも処理時間にばらつきが出るなど業務の処理状況が読めずに状況把握に時間がかかる。また、集約によりシステム運用管理者に各種作業が集中し業務中断や作業ミスなども発生。
こうして他業務の影響や、運用の自由度が低下することで、運用段階での業務効率が低下したC社。もし、業務が止まってしまったら、コスト削減どころか信頼性の低下につながる危険性があるというのに…。このような失敗をしないためには、C社はどうすればいいのだろうか?

JP1では大規模化・複雑化したシステムにおいても、サービスレベルを維持するための柔軟な運用が可能だ。
例えば、業務を自動化しているシステム全体を集中監視して、重要な業務の進捗状況を把握する。業務終了時刻と進捗度をリアルタイムかつ定量的に把握できるため、障害時/遅延時にも影響範囲を迅速に特定できるとともに、優先度の低い業務を後回しにするなどの対処も可能だ。また、運用中の業務に対し、リソース日時を指定して運用を変更することができる。これにより、運用中の業務を止めることなく、業務の追加、変更、切り替えができる。

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これまで見てきたように、仮想環境では、物理・仮想双方の監視という難しい問題に直面する。仮想化で“ありがちな失敗”のパターンに陥らないためにも、どう運用管理したらいいか正しく知り、仮想環境を使いこなしたい。複雑化したシステムを隅々まで監視するためにも、JP1を効果的に使いたいものである。

また、今回取り上げたJP1を実際に評価できる体験版や、詳しい資料については下記で紹介しているので、興味を持った方は是非、ご一読いただきたい。

■JP1体験版のご案内

JP1では、製品を実際に評価していただける体験版をご用意しています。
詳細・お申込みは下記URLからご確認下さい。

■JP1製品サイトのご案内

JP1に関する製品情報・最新情報はこちらからご確認下さい。

■お問い合わせは…

HMCCでは、日立オープンミドルウェアに関するご購入前のお問い合わせを受け付けています。詳しくはこちらからどうぞ。

HMCC(日立オープンミドルウェア問い合わせセンター)
URL> >   http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/ask/

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URL> >   http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/mail/

※記載の登録商標について:企業名、製品名は、各企業の商標または登録商標です。
※記載の内容について:画面表示をはじめ、製品仕様は改良のため変更することがあります。

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