本文へジャンプ

ミドルウェア

uVALUE 実業×IT

Hitachi

*
株式会社リクルートキーマンズネット(新規ウィンドウを開く)に2008年06月02日に掲載された記事より転載掲載しています。
サービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。

帳票システム構築支援 EUR Version7


日立製作所

Keyレポ

特長 ケーススタディ


帳票システム構築支援 EUR Version7

掲載日: 2008/06/02

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
内部統制強化に向け、電子帳票のIT統制を行いたい企業。簡単に帳票を作成し、的確に保管したい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 帳票業務の効率化を支援する帳票ツール。帳票作成時のデータ改ざんや入力ミスのリスクを軽減し、出力した帳票データを的確に長期間保管する。
価格情報 【開発環境】
1ライセンス:21万円(税込)〜
【サーバ実行環境】
1CPU:73万5000円(税込)〜
サポート
エリア
全国


進めたい内部統制強化――電子帳票に求められる役割と課題


通称日本版SOX法の施行を受け、内部統制をより強化するためにも帳票の電子化は有効だろう。そこで今回は、「表計算ソフトでも充分」「帳票ツールの違いが分からない」と考えている人に、内部統制…中でもIT統制と帳票ツール選定のポイントを紹介しよう。
テーマになるのは セキュリティ対策。 下図では、実際に想定し得るリスクを、帳票ツール導入の課題としてまとめている。この3つの課題を解決できる、日立製作所の帳票システム構築支援 EUR (以下「EUR(イーユーアール)」)を取り上げながら、「IT統制に効く帳票ツール」について考えていこう。





特長


課題 1

改ざんや間違いのリスクが少ない帳票ツールとはどんなもの?






帳票に記載されているデータが間違っていたり、改ざんされていたりしたら…。あるいは価格表の価格が間違っていたら…。
ここでは、表計算ソフトで帳票を作る場合を例に、起こり得るリスクを考えてみよう。

リスク1: データはすべて帳票を出力するユーザがファイル上に直接入力しなければならない。そのため、入力ミスや入力者による改ざんが起こり得る。
リスク2: マクロやプログラムが使われている場合、それ自体にバグがあったり、不正な計算式になっているかもしれない。
リスク3: マクロやプログラムが使われている場合、スキルのある人しか帳票の内容を変更できないので、何か不測の事態に対応できない。

こうしたリスクの回避が帳票ツールには求められている。その点、 EUR は「ひな型」と実データが分離されていて、自動で「ひな型」に実データを出力するので、上記のような入力ミスは起こらない。また、サーバサイドで「ひな型」に実データを出力すれば、クライアントサイドでの改ざんのリスクを軽減できる。
更に、EURでは簡単な操作で帳票が作成できるので、マクロやプログラムが不要で、スキルのある個人に依存しなくても済み、プログラム面でのミス・不正が入りにくいのも大きな特長だ。


課題 2

帳票データのコピー拡散を防ぐにはどうすれば?






電子帳票は複製や改ざんなどのリスクを常に抱える。このリスクを軽減するためには、ファイルの暗号化や閲覧制御などのセキュリティ対策が有効。その際に、EURと「活文NAVIstaff」の連携で、対応したいセキュリティの強度に合わせて様々な対応が可能となる。
暗号化PDFの出力
PDF出力した帳票ファイルにパスワードを付与できるので、限られた担当者のみ帳票の閲覧が行える。
閲覧制限や操作制限、追跡調査も可能
文書セキュリティソフトウェア「活文NAVIstaff」との連携で、PDF帳票の流出を抑制する効果が期待できる。
(1)閲覧・操作制限
権限に応じて、閲覧・印刷の可否などを設定できる。関係者以外の閲覧を禁じる場合などに有効。
(2)配布先の操作を追跡調査
帳票の配布先での操作内容が把握できる。配布されたユーザだけでなく、人づてにファイルを入手したユーザも把握する。
(3)期間制限、失効制御
あらかじめファイルの閲覧可能な期間を設定できる。すでに人に渡ったファイルでも、不正閲覧発覚などの際には閲覧停止できる。


課題 3

長期間、帳票を適切に保管し、セキュリティを確保するためには?






増加し続ける電子帳票の運用と管理、セキュリティ対策は、管理者にとって大きな課題。 EUR は日立電子帳票システム「HOPSS3/AS REV」と連携することで保管業務を効率化できる。このように、必要に応じて「統制」の幅を拡張できるのも、 EUR の大きな魅力となっている。
帳票の自動保存・管理
帳票を種類や配布先に応じて自動的に仕分け・分類したり、指定された保存期間が過ぎたら自動的に廃棄するなどの運用業務を自動化。管理者の負担を減らすとともに、保管・管理コストの削減に効果的。
セキュリティ対策
保管された帳票はパスワードを設定したり、閲覧権限を設定できる。
帳票の活用が簡単
ファイルの検索が容易で閲覧・参照が行いやすい。帳票の項目ごとに条件を指定して検索したり、記載内容の抽出も可能。


このページの先頭へ


ケーススタディ


Before

電子化はしたい。でも、的確・効率的に保管するにはどうすれば?


A総合病院の課題
従業員約150名を抱える市民病院、A総合病院。
毎月約3万枚の診療報酬明細書(レセプト)を発行していたが、効率化を図るために、レセプトの電子化を行うことになった。
印刷・用紙コスト削減、配送コスト削減、データ確認時間の削減、帳票保管スペース削減などのメリットがあることから、電子帳票システムの導入を急いでいた。
しかし、運用・管理とセキュリティ対策に関して次のような課題があった。

毎月約3万枚分の帳票データを、
 5年間効率的に保管したい
個人情報保護の観点からレセプトを安全に管理したい
必要に応じて過去のレセプト情報を活用したい

⇒この課題を解消する製品として浮上したのが、的確かつ効率よく長期保管が行える EUR と「HOPSS3/AS REV」であった。


After

レセプト電子化とセキュリティ強化を効果的に実現


EUR導入後のA総合病院
レセプト電子化で、A総合病院の業務は大幅に効率化した。
では、 EUR と「HOPSS3/AS REV」の導入によるメリットを見てみよう。

毎月のデータ保管を効率化
「HOPSS3/AS REV」により自動的に仕分け、分類できる。また、5年の保存期限を越えたレセプトは自動削除。
レセプトの保管・運用にかかる業務を軽減できた。
閲覧権限の設定と一元管理が実現
保存したレセプトには閲覧権限を設定。権限が付与された人のみ、必要なレセプトを閲覧できる。また、情報を一元管理することで、紙レセプトの際にあった情報漏洩リスクを軽減できた。
過去のレセプトをすばやく検索
項目ごとの記載内容を検索することもできるので、関連情報の検索が容易に。既存資産の有効活用が可能となった。





このページの先頭へ


『EURセミナー』のご案内


「EURセミナー」開催中
日立製作所では、今回紹介したEURを実際に操作して、帳票作成が体験できるセミナーを開催している。この機会にぜひ、参加してみてはいかがだろうか。詳細、申し込みは下記URLを参照。
URL: https://www.open-middle.com/seminar/EUR/



このページの先頭へ

関連サイト