帳票システム構築支援 EUR Version7![]() 日立製作所 |
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![]() ![]() 掲載日: 2008/01/15 |
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「表計算ソフト」「ワープロ」で作った帳票の問題点はどこ?
今日、受注・販売管理、顧客管理など多くの帳票が、基幹システムなどのマスターデータを用いて「電子帳票化」されている。しかしながら、その実態は表計算ソフトやワープロなどで帳票を作り、運用しているというケースが意外に多いのだ。
帳票の作成や修正が手軽な表計算ソフトやワープロソフトだが、その反面、部署ごとに異なるフォーマットの帳票ができてしまい統制が効かない、帳票へのデータの反映ミスが発生しやすい、改ざんの危険性もあるなど様々な問題点が挙げられる。
こうした問題点を解決するには、 帳票を「ひな型」と「データ」に分離 した上で、 (1)容易に「ひな型」の作成・修正 が行え、 (2)「ひな型」に取り込むデータとの連携が簡単 にできるツールが必要。
そこで今回は、この2つのポイントを実現している日立製作所の 帳票システム構築支援 EUR (以下「EUR(イーユーアール)」) を紹介する。
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簡単操作 |
直感的な操作で帳票作成できる |
■ 問題点:プログラミング知識や操作を覚えたりするのが大変では?
帳票ツールって、プログラミングの知識や操作を覚えたりするのが大変なのでは?
■ 解決策:EURなら直感的な操作で帳票作成できる!
EUR はマウス操作が中心で、罫線や図形作成ツールを使って直感的に帳票作成が行える。帳票作成に必要なほとんどの機能は、プロパティ設定が可能なのでプログラミングの知識は不要。
表計算ソフトなどで帳票とデータを連動するためにスクリプトやマクロなどを駆使しているケースもあるが、 EUR では「データテーブル」から必要なデータをドラッグ&ドロップして帳票エリアに配置するだけで、帳票とデータの関連付けが完了。
デザイン画面上でデータがプレビュー表示されるので、実際に出力されるイメージでどのデータをどこに配置されるかを確認することができる。
帳票の定型化 |
データが増えても「ひな型」は共有できる |
帳票の定型化 |
1つのデータから色々な帳票を作成 |
■ 問題点:帳票に記載するデータを帳票に合わせてそれぞれ用意する必要があるのでは?
表計算などの帳票では、実データは1つでも、複数の帳票を出力する場合、それぞれの帳票に合わせて実データを加工して取り出す手間が発生する。また、実データを別の帳票でも利用するために項目を追加する場合、帳票に埋め込まれた計算式に影響が出てしまうこともある。
■ 解決策:EURなら実データを流し込むだけ
EUR の「ひな型」は必要な項目のデータだけを自動的に取り込むので、実データの項目の増加に影響を受けない。つまり1つの実データを複数の「ひな型」に流し込むことで様々な帳票を出力可能だ。実データに影響を受けずに帳票の定型化が可能になる。
変換機能 |
今までExcelやWordで作っていた帳票も活用できる |
操作性 |
分かりやすい画面構成と便利に扱えるツール |
EUR の帳票設計用の画面は、「帳票ウィンドウ」「マッピングデータウィンドウ」などから構成されている。効果的な帳票設計が行えるよう、操作性と分かりやすさが考慮された画面構成だ。
「帳票ウィンドウ」では、データや罫線図形などアイテムを貼り付けて帳票設計やレイアウトを行うウィンドウだ。
「マッピングデータウィンドウ」は、帳票ウィンドウにデータを貼り付けるためのウィンドウ。縦(行)にレコードが、横(列)にフィールドが表示される。
EURの「ツールボックス」には、アイテム配置・選択などの操作が行いやすくなるような各種ツールが用意されている。一般的な描画ソフトのような感覚で使用できる。
また、グリッドやルーラも表示可能なので、あらかじめ用意された帳票に印字する際など、正確なレイアウトが求められる場合にも有用だ。
資産活用 |
今ある資産を活用してスピーディに帳票作成 |
EUR では、今まで使ってきた紙帳票や、ExcelやWord帳票などを活用して帳票作成が可能だ。また、帳票を作成する際によく使うアイテムを登録・再利用する機能や、作成した帳票定義情報をCSVで保存する機能も搭載。このような機能を利用することで、更なる帳票作成の効率化が可能だ。
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