本文へジャンプ

ミドルウェア

uVALUE 実業×IT

Hitachi

ここから本文
Cosminexus Version 7 ワークフローの選び方間違っていませんか?業務に本当に必要なワークフローとは

2008年3月期の日本版SOX法の導入を目前に控え、今や内部統制に対する基本的な理解は、各企業で徐々に進んでいることだろう。しかし、実践段階における対応はどうか?従来の流れを引きずり誤った対応を進めてはいないだろうか。ここでは、統制された業務プロセスの実現に向けて、今何がワークフローに求められているのかを考えてみよう。

 INDEX
↓ 誤った対応、見落としはありませんか?内部統制下では許されないケースがあります。
↓ 今、ワークフローに求められることとは?
↓ 「基幹システムとの連携」により、“業務プロセス統制”、“IT統制”を実現
〜真の『内部統制に向けた業務改善』が図れます〜

 
 
【営業本部】 受注登録が行われ決済が完了すると、各拠点へ受注情報がタイムリーに伝達される。
 
【生産本部】 受注情報をもとに作業計画を立て、在庫引当、出荷指示を行い、納品実績に基づいて在庫の更新や売掛け手配が行われる。
 
【製造工場】 受注情報に基づいて部品の調達が行われる。
 
【経理部】 納品の入金後に売上げとして計上する。
 
このように、「統制された業務プロセス」とは、
受注から出荷、そして売上計上まで、一連の業務の流れがコントロールされている。
受注から生産、売掛けといった各業務処理の作業履歴が確保・保持されている。
不正進入や不当なデータアクセスができないようにコントロールされている。
といったことなどが実現されていることです。
 
 
  では、ここで今後のワークフローに求められる条件について、今一度以下に整理しておこう。


 
1)「基幹システムのフロント」として業務システムへデータ供給すること
       〜業務処理の一連のコントロール〜


 次の図版を見てほしい。まず、「起案から決裁、業務システムのデータ供給まで」といった一連の作業の流れを自動化できることが重要だ。申請時の審議、承認時に必要な商品や顧客情報などのデータを取り込み、申請書に付加し、基幹システムに取り込んでいる。これにより部品の調達、生産指示が正確に行われる。
 
 
2)定型的な業務に加えて多種多様な業務モデルが実現できること

 従来の回覧タイプのワークフローでは、定められた定型処理には向いているが、業務手順そのものはすべて定型とは限らない。
 作業状態に応じ、柔軟に宛先変更ができたり、状況に応じた作業割り当てができることが必要だ。
 
 
──以上のように統制された業務プロセスの実現を支援するのが日立の「Cosminexus 電子フォームワークフローセット」だ。それではその概要を紹介しよう。



 
日立の「Cosminexus 電子フォームワークフローセット」は、電子フォームとワークフローの連携により、業務の効率化を実現し、内部統制に対応したIT基盤構築を支援する。帳票を容易に電子化し、申請業務の一連のプロセスを自動化できるのが特長だ。従来の帳票感覚で運用できるため、申請業務が格段に効率化でき、社内統一ルールの適用による業務改善、業務フロー全体の履歴管理までを支援する。内部統制に向けた業務改革のスピードアップと信頼性の確保に大きな力となることだろう。
 
 
自動化と各種基幹システムとの連携により、内部統制に向けてIT基盤構築を支援

 最大の特長は、稟議・申請業務における「内部統制に対応したIT基盤」を構築できることだ。申請書や作業履歴の保管、保管書類の閲覧・再利用も、もちろん可能だ。
  定形の稟議・申請業務だけでなく、状況に応じて処理部門の選択や部門内の作業者の選択が柔軟にできるようになることにも注目したい。
  購買、生産、販売、会計といった基幹システムやアプリケーションと連携し、業務に合わせて変更できるので、長期間にわたって使い続けられるシステム基盤となりうる。また、100名までのシステムから500名以上のシステムに対応できるので、初めは小さく立ち上げ、業務ニーズに合わせて段階的にシステム拡張することができるのも魅力的だ。
 
 
電子フォームワークフロー導入によって期待できる効果

なお、「Cosminexus 電子フォームワークフロー」の導入によって、稟議・申請業務の効率化や、内部統制に向けた対応など、様々なメリットが想定できる(下図参照)。
  <経営者・管理者サイドも、利用者・現場サイドも、ともに満足できるワークフローシステム>として、ぜひ検討したい製品だといえるだろう。
 


※ この記事は、「キーマンズネット」に掲載(2006.10.25)のコンテンツを一部再編集したものです。
 
 
本文ここまで