短期間で実現する 実践!SOAセミナー
〜構築事例と「SOAクイックスタートモデル」のご紹介〜
2007年7月4日(水) 於 日立大森第二別館(東京・大森) 1階 講堂
会場風景
株式会社日立製作所
ソフトウェア事業部
事業部長 中村 孝男
(開催のご挨拶)
去る7月4日(水)に日立大森第二別館1階 講堂において、「短期間で実現する 実践!SOAセミナー」を開催しました。
今回は、SOAに基づくシステム構築にあたっての課題と解決策を、さまざまな事例や具体的な取り組み方の例を通して、 日立がご提供するコンサルテーション、ソリューション、ミドルウェアを中心にご紹介しました。セミナー当日は、 およそ120名ものお客様にご参加いただきました。
お招きした講師の方々には、システム構築ノウハウや事例について解説していただきました。
また、展示コーナーでは講演内容で紹介したデモンストレーションを実際に確認できる環境を用意して、
多くのお客様にご覧いただき、製品に関する活発なやり取りが行われました。
おかげさまで、大好評のうちに幕を閉じることができました。多くの皆様に御礼申し上げます。
株式会社 日立コンサルティング マネージングディレクター 樋野 匡利 氏
株式会社 日立コンサルティング
マネージングディレクター
樋野 匡利 氏
組織のシステム構築は、「作る」開発から「作らない」開発へのシフトが加速し、 SOAによるシステム構築が主流になると考えられています。 しかし、SOAによるシステム構築の実践段階に入った企業はまだ多くありません。
本セッションでは、SOAによる組織の継続的発展を実現するシステム構築を実現するために、実践段階に入ってから生じることが多い疑問や課題に対する解決のアプローチについて、ソリューション例を交えながらご紹介いただきました。
株式会社 日立製作所 ソフトウェア事業部 先端情報システム研究開発部 主管技師 田坂 光伸
株式会社 日立製作所
ソフトウェア事業部
先端情報システム研究開発部
主管技師
田坂 光伸
迅速な新商品提供や業務効率化の実現のために情報システム拡張・改修のスピードが不可欠になっている現在において、 SOAはシステムの拡張性や生産性の向上に有効と期待されています。
本セッションでは、システム構築へのSOAの適用において、サービス構築やサービス統合の多様な形態への適用、 多様なシステムパターンの理解および段階的なシステムの刷新に対する解決のアプローチについて、事例を交えて紹介しました。
[講演資料]
株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部 第1ネットワークソフト設計部 主任技師 吉村 誠
株式会社 日立製作所
ソフトウェア事業部
第1ネットワークソフト設計部
主任技師
吉村 誠
SOAで全体最適の統合システムを実現することが「あるべき姿」ですが、一気に全体最適化を進めるのにリスクを感じる企業も少なくありません。こうしたリスクを感じる企業に対して、個別の課題解決にSOAを適用するアプローチが考えられます。
本セッションでは、個別の課題解決にSOAを適用するために、段階的なシステム最適化のための4つのシステムパターンについて、ローン仮審査作業によるデモンストレーションを交えながら紹介しました。
[講演資料]
株式会社 日立コンサルティング テクニカルディレクター 勝瑞 雅也 氏
株式会社 日立コンサルティング
テクニカルディレクター
勝瑞 雅也 氏
構築事例として野村證券殿のローン案件管理システムをご紹介いただきました。
ローン・ビジネスは、それまで伝統的に行ってきた証券業務とは諸法令も異なるため、これまでと異なる体系での管理が必要となり、情報共有の業務フローも煩雑になっている問題がありました。
本セッションでは、「コンプライアンスの強化」「業務効率の向上」「情報共有の推進」「業務拡張への対応」を目的としたローン案件管理システム基盤の構築事例を通じて、全体最適なシステムを実現するための段階的な業務プロセス最適化アプローチについてご紹介いただきました。
[講演資料]
展示コーナーでは、SOAによる段階的システム刷新を支える4つのシステムパターンを実現する日立オープンミドルウェア 各製品のデモンストレーションを実施し、具体的な製品機能についてご紹介しました。また、各展示ブース・ご相談コーナーでは、多数のご相談・ご質問をいただきました。
相談コーナーの様子
展示会場の様子