※ JP1およびJP1 Cloud Serviceを総称して「JP1」と表記することがあります。
オンプレミス、クラウド、SaaSなど多様なIT環境が混在する現在、システムの複雑化や大規模化に伴い、業務実行を自動化するためのジョブ管理の運用にもさまざまな課題が生じています。システムごとに異なるジョブ管理ツールを使われているお客さまも多く、ジョブ管理ツールごとに個別の運用が発生するなど企業の業務全体を自動化することが難しくなっています。
さらに、技術者不足が深刻化する中、システムごとに属人化した運用は破綻するリスクが高く、業務の安定稼働や業務継続性にも影響を及ぼす可能性を否定できません。
こうした課題を解決するため、ジョブ管理ツールの一本化を目的とした移行を支援してほしいとのご相談が増えています。日立では、30年以上にわたって培われた技術と実績を活かして、さまざまなジョブ管理ツールから、JP1/Automatic Job Management System 3や JP1 Cloud Service/Job Management への移行を数多く支援しており、支援したお客さまから、「JP1にしてよかった」「運用が楽になった」などの嬉しいお声をいただいています。
JP1のジョブ管理は、
信頼性の高い設計仕様と品質に加え、プラットフォームや環境のカバー範囲が幅広く、
導入実績が豊富で、長期運用に欠かせない技術者の確保もしやすいことから、
ジョブ管理ツールの移行先として、多くのお客さまから選ばれています。
日立は、運用効率の向上や業務改善を目的としたお客さま支援で、他製品のジョブ管理ツールからJP1やJP1 Cloud Serviceへの移行の案件も数多く手がけています。スムーズな移行を実現する3つのポイントをご紹介します。
お客さまが利用されているジョブ管理ツールからJP1やJP1 Cloud Serviceへ移行する場合の移行難易度を総合的に分析・評価します。経験豊富なJP1のプロフェッショナルが、ジョブ定義移行の難易度や移行上の懸案・課題を明確化し、お客さまが利用されているジョブ管理ツールからの移行を支援します。
移行時のジョブ定義の変換ノウハウをツール化しており、お客さまが利用されているジョブ管理ツールからJP1やJP1 Cloud Serviceへのジョブ定義変換を高品質に実現します。また、移行先の環境に合わせた変換や、ジョブ定義の最適化(スリム化・階層化)により複雑なジョブ定義を、見やすく・使いやすく再構築でき、運用を改善できます。
日立は、長年にわたり多くのお客さまの案件で、さまざまなジョブ管理ツールからJP1への移行を支援してきました。これまでの実績をもとに、確かなノウハウでスムーズな移行を実現します。掲載されていないツールからの移行にも対応可能ですので、ぜひご相談ください。
製品名 | 移行実績 | 最大移行 ジョブ数 |
移行期間例 | ジョブの最適化率例*1 |
---|---|---|---|---|
Tivoli | 45件 | 数十万ジョブ | 6ヶ月 | 36% |
Systemwalker | 28件 | 数万ジョブ | 4ヶ月 | 38% |
A-Auto | 27件 | 数万ジョブ | 4ヶ月 | 32% |
タスクスケジューラ | 12件 | 数百ジョブ | 1ヶ月 | 0% |
Senju | 7件 | 数万ジョブ | 4ヶ月 | 0% |
WebSAM | 7件 | 数万ジョブ | 4ヶ月 | 5% |
Hinemos | 3件 | 数千ジョブ | 4ヶ月 | 0% |
その他製品*2 | 34件 | 数万ジョブ | 3ヶ月 | 20% |
2025年3月時点の実績です。
JP1のジョブ管理(JP1/Automatic Job Management System 3、 JP1 Cloud Service/Job Management )への移行についてもっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひお気軽に、下記お問い合わせフォームにてご相談ください。
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