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ソフトウェア

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Hitachi

2009年7月14日(火)〜15日(水) 会場:東京コンファレンスセンター・品川(東京・港区)

去る2009年7月14日〜15日の2日間、東京コンファレンスセンター・品川にてガートナー ジャパン株式会社が主催する「ガートナー SOAサミット 2009」が開催されました。

今回のSOAサミットでは、「将来に繋がる企業体幹を構築するためのSOA」をテーマに、昨今の経済状況の悪化に伴い、多くの企業が大幅なITコスト削減を検討する中で、企業が現状を生き抜き、将来につながる基礎体力の構築するためのBPM/SOAアプローチについて、戦略的・戦術的な視点での紹介、提言がなされました。

日立のセッションでは、「システム構築現場におけるSOA実践アプローチ」と題して、あるシステム構築事例をもとに、SOA導入における方針、基準などの考え方、さらに実際の構築における設計の考え方についてご説明しました。

システム構築現場におけるSOA実践アプローチ

桐越 信一の写真
株式会社日立製作所
ソフトウェア事業部
AP基盤技術支援センタ 担当部長
桐越 信一

現状、ITシステムの更改形態は、個別のシステム構築が多く、その結果、情報の重複や情報連携方式の複雑化などの問題が生じているケースが見受けられます。この問題に対してSOAによるシステム統合は、ITシステムの開発・運用面、及びビジネス面でさまざまなメリットがありますが、SOAの導入においては目的や効果を的確に捉えて、適用形態や適用方針などを明確にしておくことが重要です。

本セッションでは、業務処理をSOA化する際の適用形態として、「業務プロセス統合」、「作業プロセス統合」、「情報統合」という3つのレイヤの考え方をご紹介しました。さらに実際の構築事例をもとに、SOA導入に向けた移行アプローチや、ビジネスプロセス・サービスの粒度や接続方法など、さまざまな基準・設計例についてご紹介しました。

[講演資料]

ビジネスイノベーションを成功へと導く、SOAプラットフォーム「Cosminexus」

デモ展示コーナーでは、安定した業務品質・生産性を確保するために、現場の知識・ノウハウをいかに蓄積・共有・活用するかについて、「uCosminexus Navigation Platform」のデモンストレーションを交えてご紹介しました。あわせて現場と経営の有機的な連営を実現するためにシステム構築現場でとるべきSOA実践のアプローチについてご紹介しました。

展示ブースの様子
展示ブースの様子

特記事項

  • Cosminexusの詳細については,ホームページをご覧ください。
  • 記載の会社名,団体名,商品名は,各社,各団体の名称,商標または登録商標です。
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