近年、都市化や地球規模での気候変動に伴い、大規模な自然災害の発生が増え、被害規模も甚大になっています。
被害の拡大を防ぎ、早期復旧に向けた活動のためには、被害状況をいち早く把握することが必要です。
日立は、高所定点カメラ、ドローンなどで撮影した映像をAIで分析し、災害対策で重要な初動から復旧までの被害状況の把握を支援します。
![[イメージ]](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_img02.jpg)
![[イメージ]災害検知AIシステムの概念図](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_img03.png)
TRECVID
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が主催するワークショップ (TREC Video Retrieval Evaluation)
画像解析AIの黎明期(2001年)からある高い権威を持つ競争型ワークショップの一つ
DSDI（Disaster Scene Description and Indexing）
32種の災害カテゴリ(例: 浸水、地滑り、瓦礫等)ごとに、与えられた災害地域の実映像データ群から各災害カテゴリに該当する事象が映っている確率が高い順に上位1000種の映像を選び出して並べ、正解順位にどれほど似ているかによって評価されるもの
学習・評価用データセットの詳細
テスト映像
![[イメージ]](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_img04.png)
*図出典：TRECVID2020 Test Datasetより
災害検知AIシステムをさまざまな場面でご利用いただけます。
最も重要な発災初動期に、より多くの被害情報を迅速に入手し、刻一刻と変化する被災状況を把握するため、高所カメラの映像から火災・煙・家屋倒壊を「災害検知AI」により自動で検出し、発生位置と被害状況を表示させます。
![[イメージ]高所カメラ被害情報収集システムの検知イメージ](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_img05.png)
*図出典：TRECVID2020 Test Datasetより
災害検知AIシステムを動画でわかりやすくご紹介します。
![[イメージ]災害検知AIシステム - 日立](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/maxresdefault.jpg)
日立の災害検知AIシステムのご紹介です。ドローンやヘリコプターによる空撮映像から、災害状況を高精度に解析できるAI技術を開発しました。災害発生時、人がすぐにはたどり着けない現場の状況を、迅速かつ容易に、詳しく把握することが可能となります。
![[イメージ]映像から迅速に発災とその種別を検知](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_title01.png)
![[イメージ]広角・望遠で撮影された映像からでも物体を検知](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_title02.png)
![[イメージ]誤った情報を含む学習サンプルによる影響を軽減](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_title03.png)
![[イメージ]学習サンプルが少ない発災に対しても高精度に認識](/Prod/comp/app/disaster_detection/image/dd_title04.png)
