日立アドバンストサーバ：従来モデル

HA8000-ft/100D

(注)これらのモデルは既に販売終了しているモデルです。機器仕様、価格表、構成ガイドなどすべて従来のものですのでご注意下さい。

カタログ
（PDF、603kB）

インターネットの普及は、新たなビジネスチャンスを生み出しています。このため、企業の活動の生命線ともいえるサーバには、無停止・連続稼動のニーズが高まっています。こうしたニーズにおこたえするのがWindows2000 Advanced Server搭載のフォールトトレラントサーバ「ＨＡ8000-ftシリーズ」です。
すぐれたプライスパフォーマンスと豊富なアプリケーション、きめ細かなサポートにより、システムの連続稼動を簡単に実現。とまることが許されないビジネスをしっかり支えます。

HA8000-ｆｔシリーズは、ハードウェアを二重化することにより高い耐障害性を実現していると共に、Windows2000用ソフトウェアをそのまま利用して、生産管理や、物流管理、中堅・中小企業における業務サーバ、グループウェアサーバなどにおける、高可用性システムを容易に構築が可能です。

ハードウェアフォールトトレラントを実現
1台のサーバ内でプロセッサ、メモリーからPCIモジュール、ストレージまで、主要なハードウェアコンポーネントを二重化（完全冗長化構成）しており、ハードウェアの障害時でも処理の中断、データの消失、性能の低下は起こりません。また、オンライン中でのコンポーネント交換にも対応。業界標準のコンポーネントを採用しているため、PCサーバの優れたコストパフォーマンスを損なうことなく高信頼、高可用性を実現しています。

　
Windows^(R)2000環境で　高いレベルの可用性を実現
サーバOSとして信頼性の高いWindows 2000 Advanced Serverを採用。二重化されたハードウェアはOS、アプリケーションからは1つに見え、豊富なWindows 2000対応アプリケーションをそのまま利用して高信頼性システムを構築できます。

下図、参照
(1) 障害が発生しても、OSやアプリケーションに影響なし。
(2) 命令を同時実行。

　
ftServer System Softwareのバージョンアップ
Windows2000 Advanced Server上で二重化処理を行うftServer System Softwareのバージョンをアップしました。
このことにより、「Logical to physical DISK Mapping」(ハードディスクの論理ロケーションから物理ロケーションへのマッピングを行う機能。この機能により、VoluumeManagerでの表示と実際の位置との関係付けが容易にできるようになりました)、および「ftServer Access Adapter」を、サポートしました。
　
Webブラウザより障害監視、および電源ON/OFFが実現
HA8000シリーズのサポートオプションSVPボードに相当するftServer Access Adapter(ftSAA)を新規にサポートいたしました。ftSAAボードを使用することにより、HA8000-ft/100Dと接続されたクライアントPC、またはPCサーバのWebブラウザより、障害監視、および電源ON/OFFが可能となりました。
　
充実したオプションのサポート
コンパクトディスクアレイ装置CR80、および小型ディスクアレイサブシステムSANRAISE1200をサポートすることにより、更なる高信頼性を実現しました。また、豊富なバックアップデバイスを接続できるバックアップキャビネットに加え、外付けDLTチェンジャ-およびバックアップソフト「ARCServe」と「BackupExec」をサポートしました。
　
きめ細かなサポート＆サービス体制
万が一、ハードウェア障害が発生しても、早期に回復させることが可用性を高める重要なポイントです。このため、HA8000-ｆｔシリーズでは、保守会社へ障害情報の通知を含め、連続稼動を支援する各種サポートサービスを提供します。
これにより、必要なコンポーネントを速やかに準備し、交換・回復がスピーディーに行われます。また、お客様のニーズに応じたきめ細かなサポート＆サービスにより、導入、構築、運用などをトータルに支援します。
　
機器構成