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PnP未対応ディスプレイ使用時に1280*1024以上の解像度を設定する方法

ソフトウェア・ニュースレター

●現象

プラグアンドプレイ機能(DDC1/2B)に未対応のディスプレイ、またはディスプレイ切替え装置を使用した場合、SXGA(1280×1024)以上の解像度を設定することができません。

●対象機種

FLORA 310W DA1/DA2/DA3
FLORA 330W DG1/DG2/DG3
FLORA 350W DE2
FLORA 270W NV7/NV8/NV9
FLORA 270W NK1

●対象OS

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional

●原因

上記対象機種にプレインストールされている表示ドライバは、プラグアンドプレイ機能に未対応のディスプレイが接続された場合、表示できる解像度の上限値をSVGA(1024×768)に制限する仕様となっています。これは、ディスプレイの表示能力を超える解像度設定を抑止するためです。
プラグアンドプレイ機能に対応したディスプレイを使用していても、ディスプレイ切替え装置で中継している場合は同様の現象となることがあります。

尚、ディスプレイを２つ接続(一体型では外付ディスプレイを接続)して同時表示機能を使用する場合には、表示できる解像度の上限値は低解像度のものに合わせられます。したがって、プラグアンドプレイ機能に未対応のディスプレイと混在で同時表示機能を使用する場合も同様の現象となります。

●対処方法

下記の手順により表示ドライバを上書きインストールすることで、任意の解像度での設定が可能となります。

表示ドライバを任意のフォルダ(例えば、C:\work)にコピーします。
表示ドライバパッケージ内のSetup.ini をメモ帳などのエディターで開き、次のエントリを以下のように変更します。

例）1280×1024に変更したい場合。

[変更前]　"%RegLocation1%", "SiS.2D.NonDDCResolutionBound", STRING, "1024.768.75"
[変更後]　"%RegLocation1%", "SiS.2D.NonDDCResolutionBound", STRING, "1280.1024.75"
ドライバを上書きインストールします。インストール方法は、マニュアルを参照してください。
パソコンを再起動します。

以上で、SVGA(1024×768)を超える解像度を選択することができます。

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