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ダウンロード/ソフトウエア・ニュースレター詳細
Windows NTにMS-DOS用ウィルスが感染した場合の現象
Windows NT起動中に、ブルースクリーン画面でSTOPメッセージを表示して起動不可になるという現象を調査したところ、原因は、MS-DOS用ウィルスに感染していたためという事例が有りました。本事例は原因究明に工夫が必要だったため、ここにご紹介しますので、障害切り分け等のご参考にしてください。
[現象]
FLORA DM1にて、Windows NT 3.5起動中、ブルースクリーン画面でSTOPメッセージを表示して起動不可となる。
(STOP:0x0000007B(xxxx,xxxx,xxxx,xxxx)INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE)。
[原因]
HDDのMBR(マスタブートレコード:システム領域)にウィルス(Monkey.*)が感染していた。
本ウィルスは、メモリ常駐型のステルスウィルスで、FDを媒体としてシステム領域(HDD:MBR,FD:ブートセクタ)に感染するウィルスです。HDDのOSがMS-DOS(FATシステム)の場合、正常に起動、メモリにウィルスが常駐し、FORMAT、COPYコマンド等でFDに感染していきます。
しかし、本ウィルスは、Windows NTのNTFSシステムにおいて、ウィルスの持つ潜伏機能が対応できておらず起動不可となりました。
[原因究明の工夫]
HDDのMBRを、ファイルにしてFDに落とし、FDにウィルスチェックを実施した
ところ、このファイルにウィルス感染の反応がでた。
ウィルスに感染していないシステムFD(MS-DOS)で起動したところ、HDDをドライブとして認識できないため、MBRが壊れていることが分かりました。このため、このMBRをFDのファイルに落とし、ウィルスチェックを実施しました。この結果、本現象の原因を突き止めることができました。
[その他注意事項]
Windows NTにウィルスが感染した場合は、Windows NTの修復ディスクがあれば駆除で きるとの一般認識ですが、本事例に関しては駆除できませんでした。
HDDのMBRをファイルに落とすには、MS-DOSのDEBUGコマンドで、ディスクBIOSのファンクション(INT 13H)を使用する必要があります。
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