●現象および対処方法
Windows3.1のシステムリソースには、GDIメモリとUSERメモリと呼ばれる2つのメモリがあり、サイズは共に64KB固定です。
アプリケーションを実行すると、アプリケーションのウィンドウ、アイコン、フォントなどを管理するために、このシステムリソースは使われます。
以下の様な使い方をするとシステムリソースを節約でき「メモリ不足」が発生しにくくなります。
- 使用していないプログラムは終了させる。
- プログラムマネージャに登録されているアイコンもリソースを消費します。そのアイコンの中で使用しないプログラムのアイコンは削除する。
- 壁紙もリソースを消費しますので、「壁紙なし」に設定する。
- Windows3.1の表示を"VGA"にする。
また、リソース不足に関しては、プログラムマネージャの「ヘルプ(H)」−「バージョン情報(A)]で使用可能リソースが確認できます。このシステムリソースが30%を下回ると「メモリ不足」が発生しやすい状態です。
なお、マイクロソフト製のEXCEL5.0やWord6.0等のアプリケーションプログラムは、20〜30%のリソースを消費します。
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