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日立産機、インドの製造・販売拠点で開所式典

デジタライズドアセットとなる空気圧縮機の現地生産・拡販により、Lumada事業加速に向けたグローバルでの体制強化

株式会社日立産機システム

[画像]ガンディーナガル工場で行われた開所式典(11月3日)
ガンディーナガル工場で行われた開所式典(11月3日)

  株式会社日立産機システム(以下、日立産機)は、インド共和国(以下、インド)における製造・販売の拠点となるガンディーナガル工場(グジャラート州)で11月3日、開所式典を行い、本格的な事業運営を開始しました。成長著しいインド市場への日立産機グループの本格参入の第一歩として、各種産業向けに日立ブランドの定置式油冷式スクリュー空気圧縮機を生産するとともに、同国内での販売・サポート体制を確立します。日立産機はグローバルでデジタライズドアセットとなる製品を供給し、デジタルサービスを提供する体制を構築することで、お客さまの生産性向上とイノベーションに貢献します。またこの取り組みは、日立のコネクティブインダストリーズセクターのグローバル化と基盤強化に向けた重要な役割を果たします。

  これまで日立産機は、日立グループのインドにおけるパワーエレクトロニクス製品事業を担う、日立ハイレルにインド国内での空気圧縮機の販売事業を委託していましたが、同事業を継承し、インドに輸入していた空気圧縮機を現地生産します。現地生産化により、従来以上にお客さまのニーズにお応えする販売体制を整えることができるほか、アフターサービスの強化や、部品の現地調達による価格競争力向上を図ります。今後は他の機種や、空気圧縮機以外の日立産機製品の製造・販売も視野に、インド市場におけるさらなる事業の拡大をめざし、お客さまにより多くの価値をお届けします。

  日立産機は、空気圧縮機のグローバル市場への提供を通じて、デジタライズドアセットのさらなる拡充を図ることで、そこから発生するデータにドメインナレッジと先進 AI を組み合わせたデジタルサービス「産業分野向け HMAX」を成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力していきます。また、Lumada 3.0 を体現する「産業向け HMAX」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新します。

日立産機社長兼CEO ジョン・ランドールのコメント

  新拠点の稼働により先進的な空気圧縮機の技術を、よりお客さまの近くからお届けできるだけでなく、食品・飲料、バイオ医薬、自動車をはじめとするあらゆる分野でお客さまの事業運営をサポートすることが可能となります。インドの産業が、より効率的、かつサステナブルな成長を実現するためのソリューションをお届けします。


日立産機について
日立産機は、コンプレストエア、グリッドエッジ、ドライブ、マーキングをはじめとする高効率なプロダクトを通じて、データセンター、バッテリー、電子・半導体、医薬など多様な業界の生産性向上に寄与しています。革新的なソリューションや、メンテナンスからリサイクルに至るまで製品ライフサイクルを通じたサポート、そして最新のデジタル技術によりお客さまに最大限の価値をお届けするとともに、持続可能な社会の実現にも貢献しています。

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