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企業情報ニュースリリース

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2023年8月1日

「ComiComiCloud」(従量課金型プライベートクラウドサービス)の
マネージドサービスを拡充

オンプレミスとパブリッククラウドを含めたIaaSから運用までを提供する
「ハイブリッドクラウド運用サービス」により、運用管理業務・コストの最適化に貢献

[画像]「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」の概要
「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」の概要

  株式会社日立製作所(以下、日立)は、幅広い分野のお客さまに提供実績がある「ComiComiCloud(従量課金型プライベートクラウドサービス、コミコミクラウド)」のマネージドサービスを拡充し、本年9月より「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」(以下、本サービス)の提供を開始します。具体的には、「ComiComiCloud」を軸に、パブリッククラウドやオンプレミスといった多岐にわたるITインフラのIaaS(Infrastructure as a Service)から、それに係る運用までを日立が提供するものです。企業において、ITインフラにおける煩雑な運用管理業務や肥大化する運用コストの最適化などの観点により、ITインフラのハイブリッド化と一元管理のニーズが高まっていることから、日立では、これらのITインフラに精通した熟練技術者による本サービスの提供を通して、お客さまのDX推進の基盤構築・運用に貢献します。

背景

  昨今、パブリッククラウドとプライベートクラウドは、ともにオンプレミスからの移行(クラウドマイグレーション)とDXやデータ駆動型ビジネスの基盤としての導入・利用が両輪となり、利用者が増加しています。一方で、企業方針や業務の性質上、クラウドから「オンプレミス回帰」を検討する動きも見られます。こうした企業の要件を満たすために、パブリッククラウド、プライベートクラウドとオンプレミスを適材適所で利用するハイブリッドクラウド運用へのニーズが高まっています。
  ところが、導入するITインフラが多岐に渡ることで、運用管理が煩雑になる、コストが肥大化するといった課題が発生しています。また、あらゆるデータを安全・安心に利活用できるように複数のITインフラを統合的に管理することも求められています。
  こうした中、日立は、「ComiComiCloud」のマネージドサービスを、パブリッククラウドとオンプレミスにも拡充した、「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」の提供を新たに開始します。

「ComiComiCloud」の概要・特長

  「ComiComiCloud」は、2013年から日立が提供している、移行・運用・保守を行うマネージドサービス付き従量課金型プライベートクラウドサービスで、これまで建築用製品、飲料、医薬品などの各種製造業や自治体などのお客さま向けに豊富な提供実績があります。
  「ComiComiCloud」は、お客さまの指定場所に日立資産のハードウェアを設置し、完全クローズドなお客さま占有のプライベートクラウド環境を構築するもので、安定した性能と堅ろうなセキュリティを確保できます。SoR*の観点で業務システム、基幹システムなどの従来システムや、業務遂行のために正確性・安定性が求められるシステムに適しており、オンプレミスからの移行(クラウドマイグレーション)先に最適です。
  「ComiComiCloud」の特長として、基本料金が不要な従量課金制のシンプルな料金体系であること、さらに標準サービスのみでインフラの維持・運用に必要な機能を満たすことが挙げられます。また、お客さまのニーズに応じて、スポットサービスやオプションなど、サービスメニューのカスタマイズも可能です。

*
SoR : System of Record

「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」の概要・特長

  これまで提供してきたプライベートクラウドの「ComiComiCloud」のマネージドサービスを、従来利用または新規導入するオンプレミスやパブリッククラウド(Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azure(Azure))に拡充し、日立がお客さまのハイブリッドクラウド運用を支援します。具体的には、「ComiComiCloud」の統合監視基盤をオンプレミスとパブリッククラウドにも適用するとともに、「ComiComiCloud」で提供してきたマネージドサービス全体をパブリッククラウドにも適用します。

<特長>

  • 各種ITインフラを横断的に一元管理するため、煩雑な運用管理業務の負荷低減に貢献し、お客さまはDX推進などのコア業務に専念できます。
  • 運用状況全体の見える化により、ITインフラの全体最適、さらにトータル運用コストの最適化を実現します。
  • お客さまごとに日立の熟練技術者を運用担当者として設定するため、ITインフラについての相談対応、円滑なサービス提供やサービスレベルの向上に寄与します。

今後の展開

  日立は、「ComiComiCloud」をDX推進基盤として、業務の高度化・効率化に寄与するさまざまなITソリューションのみならず、OT、プロダクトを組み合わせたトータルシームレスソリューションで、お客さまの事業価値向上に貢献していきます。

サービスの価格および提供開始時期

サービス 価格 提供開始時期
「ComiComiCloud」
(従量課金型プライベートクラウドサービス)
個別見積 提供中
「ComiComiCloud/
ハイブリッドクラウド運用サービス」
個別見積 2023年9月1日

商標に関する表示

  • ComiComiCloudは、株式会社日立製作所の日本における登録商標です。
  • トータルシームレスソリューションは、株式会社日立製作所の日本における登録商標です。
  • AWSは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の登録商標または商標です。
  • Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

日立製作所について

  日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット

以上

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