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企業情報ニュースリリース

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2022年7月7日
GlobalLogic

(本件は、米国東海岸において、
7月6日(水) 6:00AM (日本時間同日19:00) に発表しました。)

GlobalLogicがNQC社のSupplierAssuranceプラットフォームを通じて、
サステナビリティパフォーマンスの「グリーン」評価を獲得

自動車市場に対するサステナビリティの取り組みが評価され、
デジタルエンジニアリング業界のリーダーとして、業界の平均スコアを25%超える

  株式会社日立製作所の米国子会社であるGlobalLogic Inc.(以下、GlobalLogic)は、このたび、グローバルサプライチェーンリスクマネジメントの先進企業であるNQC社のSupplierAssuranceプラットフォームを通じて、「グリーン」評価を獲得しました。本プラットフォームは、サプライヤー自身がサステナビリティパフォーマンスのレベルを判定できる、クラウドベースのソリューションです。自己評価アンケート(SAQ 4.0*1)の回答をNQC社のSupplier Assuranceチームが検証した結果、GlobalLogicは、「Engineering and Research Technology Based Services (エンジニアリングと研究技術に基づいたサービス)」のカテゴリーにおいて、スコア72%を獲得しました。本スコアは、1,200以上の地域におけるカテゴリー平均値である47%を超える、非常に高い数値となります。

*1
SAQ 4.0 : Self-Assessment Questionnaireの略。自動車業界のサプライヤーを対象としたCSR(企業の社会的責任)/持続可能性に関する自己評価アンケート。

  昨今、特に自動車業界では、環境配慮の取り組みの注目が高まっており、自動車の製造方法や直接的な環境負荷を大幅に改善することを要求する、厳しい規制や基準が各地で施行されています。例としては、欧州委員会による自動車のCO2排出量を対象とする規則(EU)2019/631から、安全衛生や材料品質といったあらゆるものを対象とする多数のISO規格にまで及びます。世界中の自動車メーカーは、サプライヤーがこうした法的規制とメーカー独自の基準の両方を遵守しているかどうかを審査する際に、NQC社の評価を利用しています。

  GlobalLogicのサステナビリティ/ESGに関する責任者であるJoshua Abramson(ジョシュア・アブラソン)は「"サステナビリティ"は、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)を実現する上で、事業の根幹をなすものです。そして、お客さま、従業員、コミュニティ全体にとって、この取り組みが重要であると考えております。NQC社によるGlobalLogicの最新評価が、前回のスコアから9%向上したことからも示されているように、私たちはサステナビリティへの取り組みを改善し続けています。お客さまにとって、私たちのサステナビリティに対する取り組みは信頼に値し、お客さまとともに世界にポジティブな影響を与えるパートナーであると信じています。」と述べました。

  この評価により、GlobalLogicが「企業経営」「ビジネス倫理」「労働条件」「人権」のカテゴリーで先進しているほか、「安全衛生」「環境」「サプライヤー管理」においても、平均値を上回るランク付けとなっていることが明らかになりました。

NQC社のSupplierAssurance プラットフォームについて

  SupplierAssuranceプラットフォームは、グローバルサプライチェーンリスクマネジメントの先進企業であるNQC社が提供する、サプライヤーを評価するためのソリューションです。自己評価アンケート(SAQ 4.0)に基づいて登録した回答結果は、複数の顧客企業間で共有されるため、サステナビリティの検証にかかる時間と労力の軽減を実現します。また、このプラットフォームは、サステナビリティパフォーマンスを向上させるために取るべき行動や、顧客のサステナビリティに関わるコンプライアンス要件をどのように満たしているかを示すことで、第三者への包括的なフィードバックも提供しています。

商標注記

記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商号、商標、もしくは登録商標です。

GlobalLogicについて

  GlobalLogicは、デジタルエンジニアリング業界のリーディングカンパニーです。グローバルな顧客基盤を有し、革新的なプロダクトやプラットフォーム、さらにはデジタルな体験価値を、お客さまとともにデザインし構築します。GlobalLogicが強みとする、エクスペリエンスデザインや高度なエンジニアリング、データに関する専門知識を組み合わせることで、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
  GlobalLogicは、シリコンバレーに本社を置き、世界各地にデザインスタジオやエンジニアリングセンターを展開しています。通信、金融サービス、自動車、ヘルスケア、ライフサイエンス、テクノロジー、メディア・エンターテイメント、製造業、半導体など、多種多様な業界のお客さまへ、GlobalLogicの深い専門知識を提供しています。
  GlobalLogicは日立製作所のグループ会社として、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。

日立製作所について

  日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。金融・官公庁・自治体・通信向けITサービスやお客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、産業流通、水インフラ、ヘルスケア、家電・空調システム、計測分析システム、ビルシステムなどの幅広い領域でプロダクトをデジタルでつなぐ「コネクティブインダストリーズ」と、自動車・二輪車の分野で先進技術を提供する「オートモティブシステム」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。グリーン、デジタル、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は10兆2,646億円、2022年3月末時点で連結子会社は853社、全世界で約37万人の従業員を擁しています。

以上

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