ニュースリリース

大容量冷蔵庫「スリープ保存 真空チルド SL」シリーズ
およびビル用マルチエアコン「FLEXMULTI 高効率タイプ」シリーズが
平成24年度「省エネ大賞」を受賞

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長 : 山本 晴樹)は、このたび一般財団法人 省エネルギーセンターが主催する「平成24年度省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門において、大容量冷蔵庫「スリープ保存 真空チルドSL」シリーズ(R-C6700ほか全11機種*1が「資源エネルギー庁長官賞」を、また、ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」高効率タイプ(RAS-AP280DG1ほか全17機種)が「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

  大容量冷蔵庫「スリープ保存 真空チルドSL」シリーズでは、冷却器に付着する霜(フロスト)から生じる冷気を活用する日立独自の省エネ技術「フロストリサイクル冷却」の継続採用に加え、冷蔵室内の収納状況に合わせて冷気の流れを自動で切り替える新冷却方式により、冷やし過ぎなどを抑える新たな省エネ技術を採用しました。こうした技術により、上位モデルのR-C6700では、昨年度モデル*2に比べて、年間消費電力量を約12％削減した230kWh/年としました。また、真空の力で食品の酸化を抑え新鮮に保存する日立独自の「真空*3チルドルーム」に、光触媒の力で精肉・鮮魚・生野菜を眠らせるように*4保存する「スリープ保存」を採用し、食品の鮮度劣化や栄養素の減少を従来*5以上に抑制します。

  ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI」シリーズ高効率タイプでは、圧縮機の効率化やインバーター制御、熱交換器および冷凍サイクルの最適化により、大幅な省電力化を図りました。これにより、APF*6表示対象製品*7において業界トップクラス*8のAPFを実現しています。さらに、夏場のピーク電力などに大きく影響することから、従来の省エネ性の評価指標であるCOP*9でも、全機種において冷暖平均COP4.0以上を実現しており、高いAPFとCOPの両立を図っています。たとえば、代表機種である冷房能力28kW機(RAS-AP280DG1)では、APF5.5、冷暖平均COP4.0で、従来機*10と比べて年間消費電力量*11を約19％削減した4,579 kWh/年としました。

*1

「スリープ保存 真空チルドSL」シリーズ全14機種のうち、新冷却方式を採用している11機種。

*2

当社2011年度モデルR-B6700。260kWh/年。R-C6700、R-B6700ともに定格内容積670L。

*3

真空とは大気圧より圧力が低い状態を意味します。「真空チルドルーム」内は約0.8気圧なので、当社では真空と呼んでいます。

*4

炭酸ガスの効果により、野菜の呼吸を抑制したり、肉・魚の表面の酵素などの働きを抑制して鮮度低下を遅らせることを称しています。生きている魚などを実際に眠らせる効果はありません。

*5

当社2011年度モデルR-B6700。

*6

通年エネルギー消費効率。

*7

当社高効率タイプのAPF表示対象製品；システム容量14kW,16kW,22.4kW,28kW,33.5kWの製品。

*8

2013年1月24日現在。各製品のAPFは、次のとおり。14kW機；5.7, 16kW機；5.4, 22.4kW機；5.7, 28kW機；5.5, 33.5kW機；5.4

*9

エネルギー消費効率。

*10

  当社2008年度モデル(高効率タイプ)RAS-AP280GS。5,658kWh/年。

*11

  一般社団法人 日本冷凍空調工業会の統一条件(JRA4048 : 2006)のもとに運転したときの計算値です。

関連情報

• 冷蔵庫ホームページ
• ビル用マルチエアコンホームページ

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電話 03-6403-4502(ダイヤルイン)

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