ページの本文へ

Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2012年11月28日

日立の製品が「第9回エコプロダクツ大賞」の
エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞

2MW 風力発電システム

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立)は、このたび、日立の2MW 風力発電システムが、「第9回エコプロダクツ大賞」エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞を受賞したことをお知らせします。

  受賞した製品の概要は以下のとおりです。

エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞 2MW 風力発電システム

  日立の2MW 風力発電システム「HTW2.0-80」は、自然エネルギーである風力を活用した、発電時にCO2を排出しない発電システムです。「HTW2.0-80」は、ローターをタワーの風下に配置するダウンウィンド型を採用しており、2MWの容量は、ダウンウィンド型としては世界最大容量です。山岳・丘陵地帯など、吹上風が吹く地帯に設置した場合、アップウィンド型と比較して2〜8%の発電量向上が期待でき*1、山岳・丘陵地帯の多い日本に適しています。また、暴風時には風見鶏効果によってローターが風を自然に受け流し、風荷重を低減できるため、信頼性が高く、基礎工事コストも低減できます。さらに、日本特有の強い冬季雷に対応するため、高い耐雷強度を有しています*2。こうした特長から、「HTW2.0-80」は、洋上への設置にも適しており、累計100基以上の受注実績のうち15基は洋上に設置しています。

*1
シミュレーションによる日立推計値
*2
保護レベル基準:ピーク電流250kA、特性エネルギー40,000kJΩ-1、全電荷移送量600C

  今回受賞した製品は、12月13日(木)〜15日(土)に、東京都の東京ビッグサイトにて開催される「エコプロダクツ2012」の日立ブースで模型を展示する予定です。
  日立グループは「地球温暖化の防止」「資源の循環的な利用」「生態系の保全」を柱として、持続可能な社会をめざす「環境ビジョン」を掲げ、環境保全に資する製品・サービスの提供と環境負荷の低減に努めた事業活動をグローバルに展開しています。日立はこれからも、2025年度までに日立のあらゆる製品を環境負荷の低減に配慮した環境適合製品にすることをめざし、開発・設計を推進していきます。

エコプロダクツ大賞について

  エコプロダクツ大賞は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(以下、エコプロダクツ) の表彰を通じて、エコプロダクツの開発・普及を促進することを目的として、2004年度から実施されているものです(主催:財団法人地球・人間環境フォーラム、社団法人産業環境管理協会、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団、一般社団法人日本有機資源協会により構成されるエコプロダクツ大賞推進協議会/後援:財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)。同賞は、「エコプロダクツ部門」と「エコサービス部門」で構成され、各部門において最もすぐれたエコプロダクツには、大賞として、後援各省の大臣賞が授与され、そして、大賞に次いですぐれたエコプロダクツには、エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)が授与されます。
  エコプロダクツ大賞の授与式は、エコプロダクツ2012期間中の12月15日(土)10時10分より行われる予定です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 電力システム社
電機システム事業部 発電機システム本部 [担当:松信]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-9191 (直通)

以上

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。