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2012年11月9日
日立アプライアンス株式会社

家庭用エコキュート*1「ナイアガラ出湯」シリーズの高効率タイプを新発売

新製品全6機種*2で省エネNo.1*3を達成

*3
2012年11月9日発表。家庭用ヒートポンプ給湯機一般地向け(1)貯湯容量320L以上460L未満、(2)貯湯容量460L以上550L未満において。該当機種の形式、年間給湯保温効率(JIS)はP.1の(*2)参照。年間給湯保温効率(JIS)の算出方法などはP.6の(*12)参照

[画像左]BHP-FV37LD (貯湯容量:370L)、[画像右]BHP-FV46LD (貯湯容量:460L)

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:山本 晴樹)は、家庭用エコキュート「ナイアガラ出湯」シリーズの新製品として、業界No.1の省エネ性を実現した標準タンク(高効率)タイプ6機種を12月1日より発売します。
  「ナイアガラ出湯」シリーズは、水道圧をそのまま利用して瞬間的に沸き上げて給湯する日立独自の「水道直圧給湯」方式を採用しており、浴室のシャワーと台所の2か所で同時出湯しても勢いのあるシャワーが使えます。
  今回発売する新製品では、ヒートポンプユニット内の圧縮機の高効率化や、貯湯ユニット内のタンクの熱損失の低減などにより、省エネ性能を従来比で約6%向上*4させました。これにより、BHP-FV37LDなど3機種では、貯湯容量320L以上460L未満のクラスで業界No.1となる年間給湯保温効率(JIS)3.5を達成しました。また、BHP-FV46LDなど3機種についても、貯湯容量460L以上550L未満のクラスで業界No.1となる年間給湯保温効率(JIS)3.4を実現しています。
  さらに、ふろ電磁弁の見直しによる流路抵抗低減や、湯はり中のふろ循環ポンプの運転などにより、「高速湯はり」モード選択時の湯はり時間を約7分半*5としました。
  なお、センサーによる検知などで効率的な制御を行う「インテリジェント制御」についても、今年6月以降に発売した機種*6と同様、使用湯量の節約や節電をサポートする4種類の機能を追加しています。

*1
電力会社・給湯機メーカーで用いている自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機を総称する愛称。
*2
貯湯容量370LのBHP-FV37LD、BHP-FV37LDE、BHP-FV37LDJの3機種(年間給湯保温効率(JIS)3.5)、貯湯容量460LのBHP-FV46LD、BHP-FV46LDE、BHP-FV46LDJの3機種(年間給湯保温効率(JIS)3.4)の計6機種において。
*4
当社従来機種BHP-FV37JD(貯湯容量370L)、BHP-FV46JD(貯湯容量460L)との比較。詳細はP.4の(*8)参照。
*5
詳細はP.4の(*9)参照。
*6
2012年6月15日以降に発売したBHP-F46JDKなど58機種。

新製品の主な特長 <家庭用エコキュート「ナイアガラ出湯」標準タンク(高効率)タイプ>

  1. 日立独自の「水道直圧給湯」方式により、2か所同時に出湯してもパワフルシャワー
  2. 新製品全6機種で省エネNo.1を達成【New】
  3. 「高速湯はり」モード選択時の湯はり時間が約7分半【New】
  4. 「[eco]省エネ保温」などの「インテリジェント制御」に、4種類の「節約サポート機能」を追加

新製品の形式および発売日

タイプ 貯湯
容量
システム
形式*7
本体
価格*8
(税込)
発売
予定
月間販売
目標台数
フルオート*9
「ナイアガラ出湯」
(「水道直圧
給湯」方式)
標準
タンク
(高効率)
370L BHP-FV37LD 939,750円 12月
1日
300台*10
460L BHP-FV46LD 1,023,750円
*7
BHP-FV37LD及びBHP-FV46LDには、それぞれ同等のスペックの耐塩害仕様、耐重塩害仕様をラインアップしており、今回発売する新製品は6機種となります。それらのシステム形式は、耐塩害仕様の場合には末尾に“E”を、耐重塩害仕様の場合には末尾に“J”を付記したものとなります。
*8
この価格は事業者向けの積算見積価格であり、一般消費者向けの販売価格を示したものではありません。台所リモコンおよびふろリモコンを含みます。貯湯ユニットの脚カバーは含みません。
*9
フルオートとは、リモコン操作で湯はり、たし湯、保温(追いだき)までを自動で行える機種です。
*10
  耐塩害仕様、耐重塩害仕様を含む全6機種の月間販売目標台数。

需要動向と開発の背景

  2001年に業界で初めて商品化された家庭用エコキュートの累計出荷台数は、今年9月に350万台を突破し、2012年度には普及率が7%を超えると予想されます(当社調べ)。これは、エコキュートの優れた省エネ性能に加え、電力消費のピークに影響がほとんどない深夜電力を主に使って湯を沸かす点や、タンクにためた湯を万一の断水時や災害時などに生活用水として活用できる点などが注目されていることも、要因として考えられます。
  このような市場環境や節電意識の高まりを受け、今回当社では、一層の省エネ性の追求に加え、湯はりスピードをアップさせる機能を進化させ、利便性を高めると共に使用湯量の節約や節電をサポートする機能を充実させた新製品を開発しました。

関連情報

お客様からの問い合わせ先

日立アプライアンス株式会社
ヒートポンプ給湯機事業企画部 [担当:中村]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館)
TEL : 03-3506-1616 (ダイヤルイン)

以上

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