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Hitachi

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2012年7月5日
株式会社日立製作所
Hitachi Europe Ltd.

日立はトルコにおける事業拡大のためイスタンブールに支店の開設を決定

地元代理店との連携強化などにより、トルコ市場における事業を拡大

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明)の欧州における現地法人である日立ヨーロッパ社(社長:清水 章)は、トルコ共和国における事業拡大に向けて、2012年中に、イスタンブールに支店を開設することを決定しました。また、日立グループでは、今後、地元企業との代理店契約や既存事業の拡大等により、高成長が予想されるトルコ市場における事業拡大をめざします。

  具体的には、まず、2012年中に、日立ヨーロッパ社イスタンブール事務所を、営業活動が行える支店に昇格させることで、各事業におけるトルコ市場への参入を支援する体制を構築します。また、既に地元企業との代理店契約を締結した昇降機事業や家電事業のトルコ市場への参入を支援していくほか、その他の社会イノベーション事業の市場参入についても検討してまいります。さらに既に実績のある水浄化システムや火力発電、情報通信システムなど、日立グループが注力する社会イノベーション事業についても、事業拡大を進めます。

  日立は、現在、高効率・高信頼な情報通信システム技術に支えられた社会インフラを提供する「社会イノベーション事業」のグローバル展開を加速するため、日立グループの共通施策「新グローバル化推進計画」を策定しています。本計画では、高い経済成長が続き、「パッケージ型インフラ」に代表される社会インフラ事業の需要拡大が見込まれるトルコを含めた11地域を注力地域に選定し、それぞれの地域におけるマーケットや競合状況、日立グループの事業展開の現状を踏まえ、現地主導によるスピード感のある事業展開を行える体制構築を進めています。

  トルコは、実質GDP(国内総生産)が高水準で推移しており、今後も安定した経済成長が見込まれています。トルコは、西アジアのアナトリア半島(小アジア)と東ヨーロッパのバルカン半島東端の東トラキア地方に及ぶ、アジアとヨーロッパの2つの大陸を跨る共和国であり、EU、ロシア、アフリカ、中東への中継拠点となっています。EUとの関税同盟協定(FTA)が締結されて以降、22カ国との間でFTAが結ばれており、各拠点への製造拠点としての役割も有しているほか、社会インフラの構築が急速に進んでいます。

  日立グループは、現在、トルコ市場において、高シェアの建設機械やデータストレージを中心に事業を展開しているほか、近年では、2011年1月に日立プラントテクノロジーがイスタンブール市内のホテル向けに膜分離活性汚泥処理システムを納入、本年2月には、トルコ最大規模の商業銀行であるIs Bankasi A.S. (イシュバンク)から3,400台の指静脈認証装置を受注、さらに4月には日立ソリューションズが公立中学校向けに85,000ライセンスの電子黒板ソフトウェアを受注するなど、事業拡大を図っています。日立グループは、今後も注力する社会イノベーション事業を中心とした事業の拡大を通じて、トルコ社会の発展に貢献していきます。

イスタンブール支店概要

名称 Hitachi Europe Ltd., Istanbul Branch Office
設立日 2012年中
代表者 未定
所在地 Buyukdere Caddesi, Yapi Kredi Plaza C Blok Kat 12 Levent Istanbul Turkey

以上

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