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2012年2月23日

北陸電力から1MWのメガソーラー発電システム2式を受注

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、北陸電力株式会社 (代表取締役社長:久和 進/以下、北陸電力)より、同社が新設する三国太陽光発電所および珠洲太陽光発電所向けに、それぞれ発電出力1MWのメガソーラー発電システムを受注しました。

  近年、CO2排出抑制の観点から、世界各国で太陽光や風力等、再生可能エネルギーの活用が推進されています。日本でも、2020年度までに全国約30地点で約140MWのメガソーラー発電所が電力会社によって建設される計画となっています。

  今回建設される三国太陽光発電所および珠洲太陽光発電所は、北陸電力が推進している再生可能エネルギー導入の一環として福井県および石川県に建設される電気事業用メガソーラー発電所です。2ヶ所の発電所合計で2MWの発電出力を有し、発電電力量は一般家庭約500軒分に相当します。また本システムによるCO2排出量削減効果は2ヶ所合計で年間約600トンとなります。今回、日立は、本システムの設計・調達・製造・据付・調整までを一括して受注しました。建設地は、三国太陽光発電所が福井県坂井市三国町新保、珠洲太陽光発電所が石川県珠洲市宝立町鵜島で、運転開始は2012年度を予定しています。

  太陽光発電では、天候による出力変動が大きいことから、電力系統への影響が課題となりますが、日立は太陽光発電システムを電力系統に連系した際の影響を最小限に抑える系統連系技術を有しており、同技術は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のメガソーラー実証研究*にも適用されています。また、日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要な機器である、高効率かつ大容量のパワーコンディショナーをはじめ、管理システム、監視制御システム、変圧器、遮断器など、さまざまな機器・システムを幅広く手掛けています。日立は、これらの技術・機器・システムとこれまでに蓄積したノウハウから、高効率で信頼性の高いメガソーラー発電システム全体を取り纏めることができます。これまで、電気事業用では国内最大級となる発電出力約13MWの扇島太陽光発電所(東京電力株式会社)や、浄水場向けとしては国内最大級となる発電出力1MWの茨城県水戸浄水場向け太陽光発電システム(茨城県企業局)などを納入しています。

  日立は、今後も需要の高まりが見込まれる再生可能エネルギー関連分野で積極的に事業を展開し、低炭素社会の実現に貢献していきます。

  • * 山梨県北杜市における「大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究」。日立は、株式会社NTTファシリティーズの再委託先として参画している。

照会先

株式会社日立製作所 電力システム社 電機システム事業部
発電機システム本部 太陽光発電推進部 [担当:重中、黒田]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-9749、3416 (直通)

以上

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