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Hitachi

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2011年7月18日

フィリピンの昇降機販売代理店を子会社化

フィリピンにおける昇降機事業を強化

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、フィリピン共和国(以下、フィリピン)における昇降機の販売代理店である「Hi Eles Industrial Corporation (以下、ハイエレス)」の発行済株式の64%を追加取得して子会社にするとともに、社名を「Hitachi Elevator Philippines Corporation (以下、日立エレベーター・フィリピン)」と変更し、7月15日にマニラ市内において地元関係者やお客様を招いて記念式典を開催しました。今回の子会社化は、東南アジア・インド・中東地域に向けた日立の昇降機事業の強化戦略の一環です。今後、日立はフィリピンにおける昇降機事業の拡大を図り、2012年度に20%以上のシェア獲得をめざします。

日立エレベーター・フィリピン発足の背景および目的

  日立は1971年、ハイエレスを代理店として、フィリピンにおける昇降機の販売・据付・保守事業に参入しました。その後、1976年には株式を20%取得するなど関係を強化しながら、ハイエレスをパートナーとしてフィリピンでの昇降機事業を拡大してきました。
  近年、フィリピンでは経済の発展に伴い、オフィスビルなど高層ビルの建設が活発化しています。フィリピンにおける昇降機の需要は、2011年以降、年率5%程度で堅調に伸張する見通しです。特に、日立の昇降機の強みを活かせる高速・大容量の案件も今後増加していくと予想しています。
  こうした市場環境を踏まえ、日立はフィリピン市場における昇降機事業のさらなる拡大をめざし、このたび、ハイエレスの発行済株式の64%を追加取得して子会社化するとともに、「Hitachi Elevator Philippines Corporation」に社名変更しました。今回の子会社化は、フィリピンの市場動向やお客様のニーズに合致する製品・サービスを迅速に提案・提供できる体制の強化が目的です。今後、現地のお客様の製品やサービスに対する安心感・信頼感のさらなる向上を図っていきます。
  日立は東南アジア・インド・中東地域における昇降機事業の統括会社として日立エレベーター・アジアを2010年10月に発足させ、この地域における昇降機事業の強化を進めています。2012年度には、タイ(バンコク)工場の近郊に、東南アジア・インド・中東地域向け昇降機の生産拠点として、年間生産能力約5,000台の新工場を設立する計画であり、東南アジア・インド・中東地域の需要の伸びに対応した生産体制の強化を行います。今回の日立エレベーター・フィリピンの発足は、東南アジア・インド・中東地域の販売強化戦略の一環であり、日立は2012年度にフィリピン市場で20%以上のシェア獲得をめざします。

日立エレベーター・フィリピンの概要

  旧法人 新法人
会社名 Hi Eles Industrial Corporation Hitachi Elevator Philippines Corporation
所在地 No.42 Montreal St., Cubao, Quezon City, Philippines 同左
設立年月 1971年11月 2011年7月
代表者名 Amado S. Del Rosario Carlos V. Co
事業内容 昇降機の販売、据付、保守 同左
資本金 2,200万ペソ(約4,200万円) 同左
出資比率 株式会社日立製作所 : 20%
株式会社日立ビルシステム : 8%
その他 : 72%
株式会社日立製作所 : 84%
株式会社日立ビルシステム : 8%
その他 : 8%

お客様からのお問合せ先

株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
TEL : 03-3620-1040 (直通) (平日9:00〜18:00)

以上

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