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2011年5月18日

気象庁のホームページコンテンツの
生成・公開のためのシステムインフラ環境を、
日立のPaaS「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」で
提供開始

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、気象庁のホームページコンテンツ生成及び公開のための業務システムのインフラ環境に、日立のPaaS*1である「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」を提供し、システムの稼働を開始しました。
  本サービスでは、多種多様なニーズから発生する処理データの増大や、新たな業務システムの追加などの際にも、インフラ環境のCPUやメモリなどを必要に応じて増強できるなど、ITリソースを迅速かつ柔軟に追加することが可能です。また、ハードウェアの更改やシステムの入れ替えなどを考慮することなく、最新の高性能なサーバやストレージなどのIT機器を利用することができます。さらに、従来必要であったシステム構築費、メンテナンス費、IT資産の保有などが不要となります。
  気象庁ホームページの業務システムでは、24時間365日、地震・津波に関する情報や、気象警報や注意報などの情報、アメダスによる降水量や風向・風速などの観測データなどを迅速に処理し、コンテンツの生成及び公開を行っており、現在では、これらの情報は国民の信頼度も非常に高く、重要な情報ライフラインのひとつとなっています。
  日立は、この重要な情報ライフラインである気象庁ホームページでのコンテンツ生成及び公開の基盤として「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」の提供を行うとともに、これまでの豊富なクラウド構築実績で培ったSEノウハウを活かして、万全のサポート体制で取り組んでいます。これにより、従来の環境からクラウド環境への移行にあたっては、プロジェクト立ち上げから約2ヶ月半という短期間での迅速かつスムーズなシステム移行を実現しました。

*1
PaaS(Platform as a Service) : ユーザーが情報システムを構築、稼働させるのに必要なITリソース(サーバやストレージなど)をネットワークを介してサービスとして提供するビジネス形態のこと。

  今回日立が提供した「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」は、独自の仮想化技術を適用した高信頼・高セキュリティなITリソースを、堅牢かつ高セキュリティな「Harmonious Cloudセンタ」から月額サービスで提供するもので、ユーザーの要望に応じて柔軟にITリソースを増減することができます。「Harmonious Cloudセンタ」は、地盤の強固な地域において直接基礎工法と免震装置を併用した堅牢性の高い構造物で、指静脈認証やICカードによる入退管理システムなどのハイレベルなセキュリティ対策を実現するほか、最先端のグリーンIT技術を駆使しており、省エネルギーにも貢献します。

  日立は、高信頼、高セキュリティなクラウドコンピューティング環境を実現するソリューションである「Harmonious Cloud」のPaaSメニューとして「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」を提供し、これまで実績を積み重ねてきました。日立は今後も、高い信頼性と柔軟なIT資産の最適化を実現するPaaSの開発と提供を行っていきます。

気象庁におけるPaaS利用の概念図

気象庁におけるPaaS利用の概念図

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お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社 公共システム営業統括本部
カスタマ・リレーションズセンタ [担当 : 佐々木、米山]
〒136-8632 東京都江東区新砂一丁目6番27号 新砂プラザ

以上

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