ニュースリリース

日立総研の海外拠点開設について

- アジアベルト地帯における日立グループの社会イノベーション事業を支援 -

  日立グループのシンクタンクである株式会社日立総合計画研究所(取締役社長：塚田 實／以下、日立総研)は、グローバルな成長エンジンが新興国市場にシフトする中、日立グループの社会イノベーション事業のアジアベルトゾーンにおける事業展開をサポートし、同地域における新興国戦略に関わる現地調査・研究のニーズの増大に対応するため、本年5月に海外では初の拠点となる北京分室(日立(中国)有限公司 事業開発本部 経済・産業研究部)を開設しました。また、本年9月には中国の研究機関・調査期間との情報・意見交換の機会を強化するため、中国の主要シンクタンクである中国国際経済交流中心(CCIEE)と覚書(MOU)を締結しています。
  さらに、2011年1月開設を目標に、今後中国に引き続き大きな成長が見込まれるインドに第2の海外拠点を設ける準備を開始しました。

1. 目的

日立の「2012 中期経営計画」における主要施策「日立の強みを発揮するグローバルな成長戦略推進」の重点項目「現地主導による司令塔機能の強化、地域ごとのきめ細かな戦略展開」への、中長期的・マクロ的な視点からのサポート。

2. 海外拠点開設

• 2010年5月、北京分室(日立(中国)有限公司 事業開発本部 経済・産業研究部)を開設
• 2010年10月、インドニューデリーにおいて2011年1月の拠点開設に向け準備を開始

3. 活動内容

(1) 調査研究

• [1] 中長期・マクロ視点からの市場展望
• [2] 事業部門からの個別の調査・研究
• [3] 新興国企業のベンチマーク： 特に、競争のパラダイムシフトの可能性
• [4] 「真のグローバル企業」としての事業運営体制： 新興市場の事業機会に迅速対応できる体制

(2) シンクタンクとして、現地研究機関、大学、調査機関との関係構築

お問い合わせ先

株式会社日立総合計画研究所 研究企画室
〒101-8010東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDX
TEL : 03-4564-6700

以上