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2010年9月17日

日立グループが「G空間EXPO」においてG空間基盤技術を展示

  株式会社日立製作所(執行役社長 中西宏明、以下日立)は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(取締役社長 諸島伸治、以下日立ソフト)と共同で、2010年9月19日から9月21日まで神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されるG空間EXPO(主催 : G空間EXPO実行委員会)において、「G空間基盤技術」に関する展示を行います。

  本展示会は、「G空間社会(地理空間情報高度活用社会)」の実現に向け、地図の流通、ナビゲーションなど新産業の創造に寄与する講演会やシンポジウム、新商品・新サービスの展示会及び産学官の関係者の情報交換会等を産・学・官の連携のもと初めて開催されます。

  会場では、日立が開発を進めている動線解析による施設管理、屋外・屋内シームレス測位、屋内の三次元地図生成支援システムと、日立ソフトが開発・提供している「GeoMation」を活用した危険箇所管理システムや災害時における要援護者支援システムなどについて展示を行い、日立グループの取り組みを紹介する予定です。

  地図サービスや位置取得技術の急速な進歩を背景として、利用者の現在位置を把握し、それを地図と連動させることで、社会の安心・安全の実現に大きく貢献するほか、新たな産業やサービスを生み出す社会インフラとして大きな期待が集まっています。
  日本においても、2007年に「地理空間情報活用推進基本法」が施行され、地図と測位衛星で得られる「いつ」、「どこ」といった情報にさまざまな情報を組み合わせたサービスの育成に向けた指針が定められました。また2008年には経済産業省が地図空間に関する政策プランである「G空間プロジェクト」を公開したほか、2009年6月には、内閣官房や国土交通省、民間企業等で構成される地理空間情報産学官連携協議会に設置された共通的な基盤技術に関する研究開発ワーキンググループが、「研究開発マップ」(第1版)を公表し、2010年に第2版を公表するなど、産学官の連携による取り組みが精力的に進められています。2010年9月11日には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した準天頂衛星「みちびき」が打ち上げられ、(財)衛星測位利用推進センター(理事長 : 日立製作所 執行役副社長 八丁地隆)が、この衛星を活用した利用実証試験を統括するなど、サービスの実現に向けたさまざまな取り組みが加速しています。

  日立は2007年にJAXAなどと共同でシームレス測位に関する共同研究・実証実験を実施したほか、2009年に屋内外の複数の位置検知システムを統合できる「屋内外シームレス位置情報プラットフォーム」を開発するなどG空間基盤技術の開発に注力してきました。また日立ソフトでは、設備管理やCRMなど幅広い業務に地図情報を活かすことで、空間的な視点を取り込んだ高度な情報活用を実現する地理情報システム「GeoMation」を開発し、さまざまな分野において活用されています。

  日立グループは、「G空間」を、社会インフラを支える次なるITインフラとして位置づけており、今後も衛星測位、屋外・屋内シームレス測位、及び屋外・屋内のシームレスな地図表示や動線解析を共通するG空間基盤技術の研究開発、利用実証などに取り組んでいきます。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 トータルソリューション事業部 位置情報ビジネスセンタ[担当 : 菅原、飯田]
〒100-8608 東京都千代田区外神田一丁目18月13号 秋葉原ダイビル
電話 : 03-4564-5192 (ダイヤルイン)

以上

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