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2010年6月1日

情報やサービスへ簡単にナビゲートする「コンシェルジュ」機能を搭載した
大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」を提供開始

学内のさまざまなシステムに効率よくアクセスできるポータルサイトを構築し、
学内情報の有効活用をさらに促進

[画像]ポータルシステム画面例

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、日立の大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」に、学内システム上の情報やサービスへ簡単にナビゲートできる「コンシェルジュ」機能を搭載した大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」(ユニプルーブ/ピーティー)をラインアップに加え、6月2日から提供を開始します。
  今回提供を開始する「UNIPROVE/PT」により、学内のさまざまなシステムで提供されているサービスに、学生や教職員が効率よくアクセスできる学内ポータルサイトを構築します。構築されたポータルサイトでは、すべての学内ユーザーへ一斉に情報配信するお知らせ機能や休講などの情報をリアルタイムに表示する時間割表示機能といった基本的なポータルサイトの機能に加え、ナビゲート機能「コンシェルジュ」を提供します。「コンシェルジュ」機能を利用することにより、探したい情報をキーワード検索やカテゴリ分類で探し出すことで、利用したいサービスの画面へとすぐに切り替えることができるほか、従来、学生が学内システム上での情報入手や手続き法がわからず、その都度、学生窓口などを訪れて入手していた、各種申請書や授業資料などを直接ポータルサイトからダウンロードすることができます。「UNIPROVE/PT」を導入することで、学生向けに提供するサービスの利便性が向上するとともに、さまざまな学内情報の有効活用をさらに促進することができます。

  近年、大学では経営基盤強化に向け、学生サービスの充実や教職員の業務効率向上をめざし、ITを活用したさまざまな取組みが実施されています。一方で、学内のシステムが充実し、大学生活におけるさまざまな情報の所在やシステムの使い方が複雑になるほど、効率よく情報にアクセスするためのポータルシステム構築へのニーズが高まっています。しかし、従来のポータルシステムでは、システム名や各部署へのリンクを羅列表示するだけのものが多く、情報が探しにくいという利用面の問題がありました。また、ポータルサイトに他システムの情報を表示する場合には、他システムのデータベースからポータルサイトのデータベースへ表示したい情報をコピーする必要があり、システムの間で情報が二重管理することになるといったシステムの運用管理面での課題もありました。

  今回、日立が提供を開始する「UNIPROVE/PT」では、ポータルの基本的な機能に加え、ナビゲート機能「コンシェルジュ」により、学内ユーザーを容易に必要な情報に導くなど、学生向けのサービスの利便性が向上します。
  また、「UNIPROVE/PT」は、SOA*1に基づいて構築するため、既存システムとポータルシステム間でデータを二重に持つことなく、既存システムの更新情報をタイムリーに取得し表示することができます。具体的には、学籍や履修管理を行う学務情報システムで管理している情報の更新も、ポータルサイトの時間割に自動的に反映することができるなど、システムを運用管理する職員の作業負荷を軽減し、業務効率の向上を実現します。

*1
Service Oriented Architecture : サービス指向アーキテクチャー

  今後も日立は、学内システムの全体最適化をめざした日立の大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」の製品やサービスを開発し、提供していきます。

  なお、今回提供を開始する「UNIPROVE/PT」ならびに大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」は、6月18日に日立ハーモニアス・コンピテンス・センター(東京都港区)で開催される「日立 文教セミナー2010」で紹介します。

大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」の特長

1. 学生や教職員が安全に利用できる学内ポータルサイト

  学生や教職員が、時間割やWeb履修登録といった授業関連のサービスから就職や求人情報など、学内のさまざまなシステムで提供されている豊富なサービスに迅速にアクセスできるポータルシステムが構築できます。なお、各サービスへのアクセス権限は、ユーザー区分や個人単位でシステム管理者が柔軟に設定できます。

2. 学内ユーザーをサービスにナビゲートする「コンシェルジュ機能」

  学内ユーザーが必要とする情報や利用したいサービスを、カテゴリ分類やキーワード検索で探し出すことができるナビゲート機能「コンシェルジュ」を提供します。例えば、キーワード検索を実行すると、そのキーワードに関連するサービスの一覧画面へ切り替わり、表示されたリンクをクリックするだけでサービスの利用や各種申請書などのファイルのダウンロードができます。

3. 既存システムと柔軟に連携するSOA型ポータル

  本ポータルシステムはSOAに基づいて構築するため、他社製品を含む既存システムとの柔軟な連携が可能です。既存システムとポータルサイト間でのデータコピーを必要としないため、データやシステムを二重に保持・管理する必要はありません。

大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」の価格・提供開始時期

製品名 価格(税込) 提供開始
大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」 個別見積 2010年 6月2日

関連情報

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社 公共システム営業統括本部
カスタマ・リレーションズセンタ [担当 : 榛葉、森]
〒136-8632 東京都江東区新砂一丁目6番27号 新砂プラザ

以上

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