ニュースリリース

日立製家庭用バイオ式生ごみ処理機における不具合について

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、2003年2月から製造した高温バイオ式生ごみ処理機において不具合があることが判明したことから、下記処置をさせていただくことと致しました。

  該当製品では、処理槽の磨耗により穴が開いた場合に処理物が漏れ出し、脱臭装置(高温部)周辺に堆積し、ごく稀に発煙・発火に至る恐れがあります。
  つきましては、事故防止の観点から、本体交換を無料で行うこととし、5月20日に全国の主な新聞紙上においてお知らせします。あわせて、弊社のホームページにおいても告知を行います。お客様にはご不便をおかけ致しますが、製品交換が完了するまでは、コンセントから電源プラグを抜いてご使用を中止していただきますよう、お願い申し上げます。

  尚、今回の不具合は、2004年11月に社告した件とは異なるものですので、対象機種をご使用のお客様には、二度に渡りご不便をおかけし、大変恐縮ですが、改めて今回本体交換をお願い致したく、ご協力をお願い申し上げます。

  なお、対象機種以外の生ごみ処理機は問題はなく、今回の処置の対象ではありません。

1. 対象機種および台数

対象商品名	型式	対象製造番号	対象台数
日立家庭用バイオ式 生ごみ処理機	BGD-X150	全数	2,211台
	BGD-X180	全数	497台
	BGD-X180-1	全数	16,639台
	BGD-X150SK-1	全数	30台
	BGD-V18	全数	29,072台
合計5型式			48,449台

2. 発生事象

  処理槽の磨耗により穴が開き、処理物が漏れ出し脱臭装置(高温部)周辺に堆積した場合に、ごく稀に発煙・発火に至る恐れがあります。

3. 原因

  取扱説明書で禁止している貝殻・梅干等や、規定量以上の卵の殻等、固形物の繰り返し投入により、これらの物が研磨剤の役目となって処理槽が磨耗し、穴が開いたり破損する場合があります。この場合に処理槽の破損部分から外に漏れ出した処理物が、脱臭装置(高温部)周辺に堆積し、ごく稀に発煙・発火に至る可能性があります。

4. 生ごみ処理機のＯＥＭ供給について

  弊社は、株式会社フジ医療器から委託を受け、下記生ごみ処理機1機種を製造し供給しております。当該製品からの事故情報はありませんが、事故防止のため同様の処置を行います。

対象商品名	型式	対象製造番号	対象台数
フジ医療器家庭用 バイオ式生ごみ処理機	GA-530-1	全数	1,237台
合計1型式			1,237台

5. 処置内容

  5月20日に全国の主な新聞紙上でお知らせするとともに、弊社のホームページにも当該機種に関する告知を掲載し、フリーダイヤルにてお客様のお問い合わせに対応させていただきます。
  該当製品をお使いのお客様には、バイオ式生ごみ処理機は2008年11月にて生産完了となっているため、無料で乾燥式生ごみ処理機との交換を実施させていただきます。

お客様からの問い合わせ先

日立家庭用バイオ式生ごみ処理機をご利用のお客様

[日立生ごみ処理機受付センター]

フリーダイヤル	0120-340-528
FAX	0120-340-538
お知らせ掲載ホームページ	http://kadenfan.hitachi.co.jp/bgd4/

フジ医療器家庭用バイオ式生ごみ処理機をご利用のお客様

[フジ医療器生ごみ処理機受付センター]

フリーダイヤル	0120-224-866
FAX	0120-340-538
お知らせ掲載ホームページ	http://www.fujiiryoki.co.jp/company/news/news1/i021.html

受付時間 : [日立生ごみ処理機受付センター][フジ医療器生ごみ処理機受付センター]

5月19日(水)〜30日(日)	9:00〜19:00(土、日、祝日を含む毎日)
5月31日(月)以降	9:00〜17:00(土、日、祝日を除く)

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携帯電話・PHSからもご利用いただけます。

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一部のIP電話からはご利用いただけません。

以上