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2009年9月7日

日立プラズマ宮崎工場(土地・建屋)の昭和シェルソーラーへの
譲渡について

  株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)は、このたび、テレビ用 プラズマディスプレイパネルの生産拠点である日立プラズマディスプレイ株式会社(代表取締役社長: 由木 幾夫/以下、日立プラズマ)宮崎工場の土地・建屋を、昭和シェルソーラー株式会社(代表取締役社長:亀田 繁明/以下、昭和シェルソーラー) へ譲渡することで基本合意しました。

  日立は、薄型テレビ事業における競争力強化のため、プラズマディスプレイパネルの開発・生産を終了し、パナソニック株式会社から調達するなど、収益改善にむけた事業構造改革を推進しており、日立プラズマ宮崎工場の有効活用についても、さまざまな検討を続けてきました。

  本年4月より日立では、昭和シェル石油株式会社(代表取締役社長:新井 純/以下、昭和シェル)と日立プラズマ宮崎工場の土地・建屋および人財の有効活用に関して協議を行っており、このたび、日立プラズマ宮崎工場の土地・建屋を昭和シェルの子会社である昭和シェルソーラーに譲渡することとしました。また、日立プラズマ宮崎工場の人財の活用に関しては、今後、両社で協議を進めていきます。

  昭和シェルソーラーでは、世界に先駆け独自のCIS太陽電池製造技術を確立し、2011年の稼働開始をめざし、大規模な新工場を検討しており、技術の親和性、既存工場との立地の近接性などから、日立プラズマ宮崎工場の建物・土地を取得することを決定しました。

  日立は、昭和シェルソーラーとの良好な関係を構築し、協業の可能性についても、今後検討していきます。

今回の合意内容

1. 対象資産 日立プラズマディスプレイ株式会社宮崎工場の
土地(面積:約400,000m2) および建屋(面積:約190,000m2)
2. 所在地 宮崎県東諸県郡国富町田尻1815番地1

日立プラズマディスプレイ 概要

1. 会社名 日立プラズマディスプレイ株式会社
2. 代表者 代表取締役社長 由木 幾夫(ゆき いくお)
3. 設立 1999年4月28日
4. 資本金 4,520万円
5. 出資比率 日立製作所100%
6. 所在地 宮崎県東諸県郡国富町田尻1815番地1
7. 事業内容 プラズマディスプレイパネルの設計、製造、販売、保守・サービス等

昭和シェルソーラー 概要

1. 会社名 昭和シェルソーラー株式会社
2. 代表者 代表取締役社長 亀田 繁明
3. 設立 2006年9月1日
4. 資本金 26億2,000万円
5. 出資比率 昭和シェル石油100%
6. 所在地 東京都港区台場2丁目3番2号
7. 事業内容 太陽電池の製造、販売、輸入、輸出

以上

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