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2008年11月12日
株式会社日立製作所
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
株式会社日立産機システム

日立グループの1製品・1サービスがエコプロダクツ大賞を受賞

「農業情報管理システムGeoMation Farm(ジオメーションファーム)」と
「日立エネルギー回収システム(マイクロ水力発電システム)」が
「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞

  日立グループは、この度、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(執行役社長:小野 功/以下、日立ソフト)が提供する農業情報管理システム(生育予測・食味解析システム)と、株式会社日立産機システム(取締役社長:椎木 清彦/以下、日立産機)が販売するエネルギー回収システムが、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する第5回エコプロダクツ大賞で、「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞しました。

  エコプロダクツ大賞は、最も環境に配慮した、優れた製品・サービス(以下、エコプロダクツ)を表彰することを通じて、企業の環境への取り組みを支援し、エコプロダクツの開発・普及の促進を図るとともに、正確な情報を事業者、消費者等に広く伝えることを目的に、2004年度から実施されているものです。本活動は、財団法人地球・人間環境フォーラム、社団法人産業環境管理協会、交通エコロジー・モビリティ財団、社団法人日本有機資源協会の4団体から構成されるエコプロダクツ大賞推進協議会が主催し、財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省の後援で行われています。

  日立グループは、地球環境を保全し、持続可能な社会を実現するために、日立グループの製品により、2025年度時点で、1億トンのCO2排出量の抑制に貢献することをめざす長期計画「環境ビジョン2025」を策定して、その目標達成に向けて活動を展開しています。本ビジョンは、2007年6月のドイツハイリゲンダムでの主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で議論された、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を半減するという目標を達成するためには、実現に向けた着実な取り組みが重要であるという認識のもと、まず、その中間時点である2025年度までの行動計画を具体化し、グループをあげて地球環境保全への取り組みを強化すべく策定したものです。日立グループでは、今後も製品・サービスを通じて環境と調和した社会の実現に努めるとともに、環境に配慮した事業や製品づくりを推進していきます。

  今回、エコサービス部門の「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞した日立ソフトが提供する、「農業情報管理システム(生育予測・食味解析システム)、製品名:GeoMation Farm*1(ジオメーションファーム)は、GIS(地理情報システム)技術を応用し、農業現場における様々な情報を地図と関連づけて分かりやすく管理・活用するシステムです。このシステムは、衛星画像を利用して小麦の生育状況を解析し、その解析結果を圃場(ほじょう)*2ごとに色分けして表示することができます。この情報をもとに、刈り取り時期と刈り取り作業を行う圃場の順番を最適化することにより、作業の効率向上を図ることができます。さらに、小麦をタイミング良く収穫できるため、適期前に刈り取った水分含有量の多い小麦が減少し、乾燥処理に必要なエネルギーの削減が可能となり、環境負荷の低減に役立ちます。本システムは、これまで、農業協同組合、農業共済組合、食品関連企業などに導入されています。

  また、エコプロダクツ部門の「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞した日立産機が販売 する、「日立エネルギー回収システム(マイクロ水力発電システム)は、建物・工場などの未利用水力エネルギーを電気エネルギーとして回収するシステムです。このシステムは、空調用冷却水が地下の蓄熱槽へ返送される際、管内に存在する有効落差と水量により発生する未利用エネルギーを、発電水車を使用し電力として回収するシステムです。水車には有効落差に応じた最適回転速度制御システムを採用することで、エネルギー回収効率60%以上の高効率化を図るとともに、配管の途中に設置可能な発電機一体型インライン水車を採用し、小型化を実現しています。

  今回受賞した製品は、12月11日(木)〜13日(土)に、東京都の東京ビッグサイトにて開催される「第10回エコプロダクツ展示会」の日立ブースにて展示する予定です。また、日立産機のエネルギー回収システムについては、11月12日(水)〜14日(金)に、秋葉原のUDX2F AKIBA_SQUAREにて開催されている「日立産機システム総合展」でも展示致します。

*1
GeoMationは日立ソフトの登録商標です。
*2
圃場 : 作物を生産・管理し育成するための場所。田畑、水田など。

関連情報

日立グループは、地球環境を保全しながら、持続可能な社会の実現をめざす長期計画として2007年12月に「環境ビジョン2025」を策定しました。
今後も展示会やホームページなどを通じ、日立グループの環境への取り組みをご紹介してまいります。日立グループの環境への取り組みに関する詳細は下記ホームページをご覧下さい。

日立はすべてを、地球のために。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 環境本部 環境政策センタ [担当:田島]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-6387 (直通)

農業情報管理システム(GeoMation Farm)

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 CSR本部 広報IR部 [担当:竹橋、高野]
〒140-0002 東京都品川区東品川4丁目12番7号(日立ソフトタワーA)
TEL : 03-5780-2013

日立エネルギー回収システム(マイクロ水力発電)

株式会社日立産機システム 産業システム事業部装置エンジニアリング部 [担当:酒井]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地(AKSビル)
TEL : 03-4345-6023

以上

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